鯨井康介が自身の役者としてのターニングポイントを語る

MCの平野良と2.5次元舞台を中心に活躍する人気俳優が、ここでしか聞けない本音トークを繰り広げる情報バラエティ「2.5次元ナビ!」。日テレプラスで7月3日(日)に放送される#63は、ミュージカル『テニスの王子様』をはじめ数々の舞台に出演し、今年7月上演予定の「舞台『弱虫ペダル』The Cadence!」で演出に挑戦する鯨井康介がゲスト。

「2.5次元ナビ!」に出演する平野良、鯨井康介、松井勇歩
「2.5次元ナビ!」に出演する平野良、鯨井康介、松井勇歩

(C)CS日テレ

まずは、番組リポーターのナビ隊!イエローこと松井勇歩が、最近上演された注目作をリポート。公開収録のゲストだった橋本祥平・北村健人が出演する「ミュージカル『薄桜鬼 真改』斎藤一 篇」と、人気漫画『抱かれたい男1位に脅されています』の劇中劇を原作とする「舞台『紅葉鬼』~酒吞奇譚~」の魅力を、ゲネプロ映像とともに紹介していく。

ゲストトークのコーナーでは平野が「エンタメのファンタジスタ」と紹介するほど多彩な鯨井が登場。「とんでもない呼び込みの仕方で入りにくい」と鯨井が苦笑いするなど、和気あいあいとした雰囲気で始まった。まずは、2人が初共演を果たした2010年の舞台『姫子と7人のマモル』について盛り上がり、そのころまだ舞台経験が少なかった平野は、鯨井のことをすごいと感じたエピソードを披露した。

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さらに、2人が出演していたミュージカル『テニスの王子様』へ話が広がっていく。平野より早い2005年から2代目の海堂薫役で出演していた鯨井は、当時まだ17歳。ファンから黄色い歓声をもらうことが「非現実的すぎて怖かった」とかつての意外な心境を語った。

続いては、デビューの経緯についての話題へ。母親が日本舞踊の先生で、自身も4歳から日舞をやっているという鯨井は、高校1年生で芸能事務所入り。そこから数年の間に、テレビアニメ『Get Ride! アムドライバー』の主人公役で声優デビューし、テニミュ出演も果たすなど、学校と仕事に追われるハードな日々を送っていたが、授業は真面目に受けていたという。「学校の授業って、先生が催眠術の練習をしてるんだと思ってた」と語る平野とは正反対で、2人のあまりのギャップに、スタジオは笑いに包まれた。

また、番組ディレクターが発掘してきた過去のインタビュー記事をきっかけに、日舞に関する話が繰り広げられる。中学時代にやっていたものの、今はまったく覚えていないという平野が、鯨井に「日舞の動きをやってみて」とリクエストするシーンもあった。

その後も、鯨井が役者としてターニングポイントになったと語る、中村勘三郎と共演した際のエピソードを披露したり、「舞台『弱虫ペダル』The Cadence!」で本格的な演出に初挑戦することへのプレッシャーや意気込みを語ったりと、話が弾む。2019年に舞台「BIRTHDAY」で演出を手がけた経験のある平野へ、鯨井が「こういうとき、どうしてた?」と真剣な質問を投げかけるなど、この番組だからこそ聞ける貴重な話にも注目だ。芝居や演出の話題が広がりすぎて、プライベートトークの時間がほとんどなくなってしまうハプニングに見舞われるほど、終始大盛り上がりの収録となった。

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――収録を終えられての感想をお聞かせください。

鯨井「自分についていろいろ調べていただいて、ちょっと恥ずかしい気持ちもあったんですが、良くんにいろいろ引き出されてしまいました(笑)。良くんから演出の話を聞いて、演出にはそれを手がけた本人の人柄が現れるということを再認識できたのもよかったです。だからこそ、僕もみんなとしっかりコミュニケーションをとって、作品をつくっていきたいと思いました」

取材・文=中島文華

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放送情報

2.5次元ナビ!#63
放送日時:2022年7月3日(日)8:00~ほか
チャンネル:日テレプラス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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