――演技でこだわったところは?
「アクションシーンでどれだけカッコよく闘えるかというところはこだわりました。そんな中で、殺しを楽しんでいるようには見せたくなかったので、あくまで仕事ということで一線を引いて、淡々と作業しているみたいな感覚でやっているという感じが出るようにしました」
――タイトル通り凄まじいアクションの連続ですが、アクションシーンの撮影はいかがでしたか?
「格闘技の経験もないので、やはり難しさはありました。手(アクションの動き)を覚えなきゃいけないですし、覚えてつなげてできたとしてもカッコいいかは別ですし。自分自身で『こんなふうにやりたい』ってイメトレができていたとしても、その通りにかたちにできるかというと、そうではないので。ガンアクションの多いシーンでは、転がったり、走って行って空中で銃を撃ったり、かなり頑張りました」
――テラノ役の杉野遥亮さんの印象は?
「全体を通して一つ一つのシーンにこだわる方なんだなと思いました。ご自分の中で構築した演技プランがあって、それを監督と話し合ってらっしゃって、『すごく徹底しているな』って感じました。そんな中、撃たれるのがめっちゃ下手で、監督が大爆笑するということがあって、そういうかわいらしい部分もありました(笑)」
――バイトが殺し屋という突飛な設定ですが、やってみたいバイトは?
「飲食店のバイトをやってみたいですね。まかないとかおいしそうじゃないですか(笑)。それこそ、ラーメンが好きなので、ラーメンの湯切りとかやってみたい!力はそんなにないので力仕事は向いていなくて繊細な仕事の方が向いていると思うので、ハンバーガーを包んだり、バンズに具材を乗せたりする方がいいかなぁ。ああいう淡々とできるものって無心になれていいかなって思います」
――「小さくても希望を持とう」というワードがケイの座右の銘のように登場しますが、橋本さんの座右の銘は?
「座右の銘とはちょっと違うかもしれませんが、『自分の直感を信じること』というのを大事にしています。お仕事を続けていく中でもプライベートでも責任は必ず伴うもので、それを自分で負う以上、自分の心の声で決めたことだったら自分で責任を負えると思えるから」
映画情報
映画「バイオレンスアクション」
8月19日(金)公開
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