小松菜奈坂口健太郎が苦悩を抱えながらも運命に引き寄せられる2人を演じる珠玉のラブストーリー「余命10年」

映画「余命10年」に出演する小松菜奈と坂口健太郎
映画「余命10年」に出演する小松菜奈と坂口健太郎

「閉鎖病棟-それぞれの朝-」や「糸」など、近年は映画を中心に活躍している若手実力派俳優・小松菜奈と、「今夜、ロマンス劇場で」「そして、生きる」「仮面病棟」などの映画で、ヒロイン役の女優陣の魅力を最大限に引き出す存在感を評価されている坂口健太郎。日本映画界の未来を牽引する2人がW主演を果たしたのが、映画「余命10年」だ。小説家・小坂流加の同名ベストセラー小説を「新聞記者」などで知られる藤井道人監督が映画化した本作は、肺の病気で余命を宣告されている女性と、彼女との出会いで生きる力を取り戻した青年との恋を描いたラブストーリー。

不治の病で、自身の余命があと10年であることを知った20歳の茉莉(小松菜奈)。それ以来、生きることに執着しないよう、「恋だけはしない」と決めて生きていた茉莉だが、中学の同窓会に出席した際に、かつて同級生だった真部和人(坂口健太郎)と再会する。その後、自殺未遂するもケガだけで済んだ和人を、同級生のタケル(山田裕貴)と共に見舞う茉莉だったが、生きる気力のない和人に対して、「真部君のこと、よく知らないけれど、それってすごくずるい」と叱責してしまう。しかし、そのことをきっかけに、和人は居酒屋で仕事を始め、茉莉は高校時代から評価されてきた文章力を活かし、友人の沙苗(奈緒)の紹介でウェブライターとしての活動をスタートさせる。そんな中で、2人は運命に引き寄せられるように少しずつ距離を縮めていく――。

(C)2022映画「余命10年」製作委員会

小松が演じるのは、余命10年というタイムリミットを常に感じながら生きる女性・茉莉。自室では呼吸を助けるための酸素チューブを装着し、大量の薬で命を長らえさせている状況にありながらも、友人たちと会う時は、ごく普通の女の子としてはしゃぎ、笑顔を浮かべる...。そんな二面性を持つ茉莉を、小松は切れ長の瞳の奥に、底知れぬさびしさを湛えながら表現した。

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放送情報

余命10年
放送日時:2022年12月6日(火)13:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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