東京ヤクルトスワローズ・武岡龍世が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!「集中力だけは切らさずにやっていこうと思っていた」

セ・リーグ 東京ヤクルトスワローズ・武岡龍世選手が、7月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

武岡選手は、7月17日神宮球場で行われた対読売ジャイアンツ13回戦、10対10の同点で迎えた延長10回裏、二死一、三塁の場面で、左前にサヨナラ適時打を放った。

東京ヤクルトは、1回裏に読売の先発・菅野投手の立ち上がりを攻め、村上選手、内山選手の本塁打などで、大量6点を先制。しかし、読売の反撃により、3回表に代打・長野選手の適時打で同点に追いつかれると、4回表に岡本選手の右犠飛で逆転を許してしまう。しかし、直後の4回裏、内山選手がこの日2本目の本塁打となる満塁本塁打を放ち、再び3点の勝ち越しに成功するものの、7回表にウォーカー選手に2点適時打を浴び、またしてもリードを守り切ることができず、同点に追いつかれる。

同点で迎えた延長10回裏、一死から中村選手が左翼への二塁打で出塁すると、内野ゴロと敬遠で、二死一、三塁となり、打席には前の打席で併殺打に倒れ、悔しい思いをしていた武岡選手。読売・中川投手の2球目を捉えた打球は左前に落ち、プロ入り初のサヨナラ適時打。両軍合わせて30安打の乱打戦を、レギュラー獲得を狙う若手の一打で締めくくった。

武岡選手はスカパー! サヨナラ賞初受賞となる。

プロ入り初のサヨナラ打を打った瞬間の武岡龍世
プロ入り初のサヨナラ打を打った瞬間の武岡龍世

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします

「個人的にこういう賞をいただけるのはこれが初めてなので、そういった部分でも嬉しい気持ちでいっぱいです」

――どんな気持ちで打席に入りましたか?

「試合も長くて乱打戦というのもあって、集中力がかけそうな部分もあったと思うんですけど、僕の中で集中力だけは切らさずにやっていこうと思っていたので、そういう気持ちで試合に臨んでいたのが良い結果になったのかなと思います」

――打球が打ち抜けた瞬間の気持ちは?

「あまり実感はなかったんですけど、皆さんが水とかかけてくれて実感がわいたって感じですね」

――5月度にサヨナラ賞を受賞した同学年の長岡選手はどういう存在ですか?

「同じポジションで、同い年で、同期で入って、皆さん色々思うこともあると思うんですけど、ライバルでもありますし、いいチームメイトでもあるので、切磋琢磨して2人で頑張っていけたらなと思います」

スポーツニッポン新聞社提供

――試合前のルーティーンはありますか?

「試合直前ではいつも決まったトレーニングをして、身体に刺激を入れるみたいなルーティーンはやっています」

――最近、ハマっていることを教えてください

「アニメとかよく見ています」

――最近、オフの日に出掛けたところはありますか?

「温泉行きました。新宿の温泉行きました(笑)」

――サウナは行きましたか?

「はい。3時間ぐらい寝てました(笑)」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「いつも遅い時間まで応援ありがとうございます。皆さんの期待に応えられるよう日々頑張ります。応援よろしくお願いします」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。

文=HOMINIS編集部

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