日本のエース・畑岡奈紗、2019年を締めくくる最終戦の行方は？

11月22日、LPGA女子ゴルフツアーのシーズン最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」がアメリカ・フロリダ州ティブロンGCで開幕した。名実ともに世界のトップ選手たちが集う今大会に、日本勢では畑岡奈紗が唯一出場。LPGA女子ゴルフツアー史上最高額の優勝賞金・150万ドル(約1億6200万円)を懸けた激戦を繰り広げている。

11月22日より連日放送中のWOWOWでは、最終戦に臨む畑岡選手に独占インタビューを敢行した。

――日本女子オープンで優勝、そしてビュイックLPGA上海でトップ3と絶好調に見えたのですが、どのあたりが結果につながったと感じていますか？

「全体的にショットが良い位置に付けられたと思うし、決めたいところで決めることができたと思うので、良かったと思います」

――練習ラウンドを見てもショットが絶好調ですが、最終戦に向けて先週取り組んだことなどありますか？

「トレーニングをしっかりして、身体の状態も少し戻ってきたので、飛距離とかは少し変わってきてると思いますが、そのあたりはしっかり見極めていきたいと思います」

――アメリカからアジアに渡って、コースセッティングや芝などちょっと違ったと思いますが、何かプレースタイルで変えたところはありますか？

「中国(上海)は、ここ(アメリカ)の芝に似ていたのでやりやすかったです」

――今現在、世界ランキング4位で、日本のエースとしてこれからもさまざまなプレッシャーがかかってくると思いますが、畑岡選手は今の立ち位置をどのように感じていますか？

「ランキング的には4位ですけれど、自分ではそれほど実力がないと思っていますし、もっとうまい選手はたくさんいるので、いろいろな部分から吸収して、もっと上を目指したいと思っています」

――いよいよ最終戦です。去年はトップ10フィニッシュですが、このコースの印象、戦略を教えてください。

「フェアウェイは広いので、思い切ってドライバーを打つホールが多いかと思います。グリーンの芝目がきつかったり、傾斜もところどころあるので、セカンドの位置を気を付けたいと思います」

――最終戦に向けて意気込みをお願いします。

「2019年最後の試合になるので、いい締めくくりができるように頑張りたいと思います」

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