日本アイスダンス界の功労者クリス・リード、フィギュアファンに愛された演技を振り返る

フィギュアスケートのアイスダンス日本代表として冬季五輪に3大会連続で出場したクリス・リードが、3月15日に30歳の若さでこの世を去った。長年に渡って日本のアイスダンスをけん引し、多くのフィギュアスケートファンに愛された日本アイスダンス界の功労者の訃報は、あまりに突然で悲しいものだった。

2006-2007シーズンから日本に所属して以来、2019年末に競技引退を発表するまで第一線で活躍し続けたクリス・リード。姉のキャシー・リードと組んだバンクーバー五輪とソチ五輪、現在は高橋大輔(※「高」は正しくは「はしご高」)とカップルを組む村元哉中と平昌五輪に出場、四大陸選手権2018ではアジアのアイスダンスカップルとして史上初めて銅メダルを獲得するなど、日本アイスダンス界を大いに盛り上げてくれた。

そんなクリス・リードに哀悼の意を表し、J SPORTSで「クリス・リード追悼特集番組」が3月29日(日)に無料放送される。「ISU四大陸フィギュアスケート選手権大会2018 アイスダンス」のショートダンスとフリーダンスの模様を放送当時の解説・実況のままで放送するほか、J SPORTSのオリジナル番組「フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋」にクリス・リードがゲスト出演した回が合わせて特集される。

2017年に村元と共に登場した「KENJIの部屋」ではアイスダンスへの思いやカップルの秘話などを楽しく語っていたクリス・リード。今回の特集で、改めて彼の功績と人柄に触れてほしい。

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