MCにJOY、コメンテーターに前園真聖を迎えて、
ブンデスリーガは27日に最終節を迎えた。大迫勇也が所属する17位のブレーメンは、入替戦進出をかけてケルンと対戦。2シャドーの一角に入った大迫は、22分に貴重な先制点を上げる。このゴールでチームは勢いを増し、最終的には大量6得点を奪取。大迫は古巣相手に2ゴールを決め、6-1の完勝に大きく貢献した。
同時刻に開催された試合で、16位のデュッセルドルフが敗れたため、ブレーメンはハイデンハイムとの入替戦に回ることが決まった。大迫はラスト4試合で4得点を挙げ、最終節のMVPを受賞。スペシャルゲストの川勝良一は、先制点のシーンを振り返り「味方のシュートミスに近いアシストからだったが、余裕を持って狙っていた」と好調ぶりを感じた。
ブレーメンはシーズンを通して得点力不足に悩まされていたが、最終節で6得点。フットボールキュレーターのミムラユウスケは、1トップのニクラス・フュルクルク、2シャドーのミロト・ラシツァと大迫に注目し、「フュルクルクは開幕早々に大怪我を負っていたので、3人が共演したのはこれが初めて。最後のピースが埋まった」と分析した。
今シーズンからブレーメンに加入したフュルクルクは、9月に左膝の前十字靭帯を断裂。シーズン中の復帰は絶望的かと思われていたが、新型コロナウイルスの影響によるリーグ戦の中断を経て、終盤に復帰を果たした。
また、大迫も終盤にかけて台頭したが、ミムラは「中断前はクラブと代表を無理しながら両立していて、パフォーマンスが落ちた。中断によってゆっくり休めたので、最後に調子が上がってきた」と要因を挙げた。
中断前は17位に沈んでいたブレーメンだが、中断後だけの成績を見ると9位。平均勝ち点は0.72から1.44と2倍になった。まさに中断期間をプラスに変えたチームと言えるだろう。
ブレーメンは入替戦で、初昇格を狙うハイデンハイムと対戦する。ハイデンハイムは2部第33節でハンブルガーとの直接対決を制して3位に浮上すると、最終節は敗れたものの、4位ハンブルガーも敗れたため3位の座をキープして入替戦進出を果たした。来季1部の切符が賭かるだけに、激しい試合になることが予想される。1stレグは7/2(木)深夜3:20~、2ndレグは7/6(月)深夜3:20~よりスカパー!で生中継される。
毎週火曜日21:00から無料生放送されている「~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line」。次回は7月7日(火)21:00~放送スタートの予定となっている。
放送情報
~日本人を応援せよ!!~ Football Time Line
放送日時:2020年7月7日(火)21:00~
チャンネル:スポーツライブ+
※放送スケジュールは変更になる場合があります
詳しくはこちら