ファーム月間MVP受賞の阪神・島田海吏に迫る 「目標は同じ背番号53・赤星憲広さん」

阪神タイガース・島田海吏選手が7月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞した。この賞は、その月のファーム公式戦を通して成績優秀な若手で飛躍が期待される選手を称えたもの。

島田選手は7月度、11試合に先発出場し、リーグトップの打率.476、得点14、盗塁6(トップタイ)、長打率.643、出塁率.569、リーグ3位の安打20を記録。安定感のある打撃で1番打者としてチームをけん引し、月間勝率1位(.786)に大きく貢献した。8月13日(金)には1軍に昇格し、活躍を続ける島田選手に、好調の要因からプライベートな部分までインタビューを行い、素顔に迫る。(※取材日は8月12日)

――今回の「スカパー!ファーム月間MVP賞」受賞の感想をお願いします
「2軍での結果ですが、素直にうれしいなと思います」

――7月の成績をご自身で振り返ってみていかがですか?
「プロ4年目ですが、これだけ好調が続いた時期が初めてというか、良くて1週間~10日とか続いて、そこからスッと悪くなったり...そういう打撃内容が多かったので、好調を長い期間続けることができたのは、自分自身の中では成長できたと感じました」

――その好調だった要因は何ですか?
「やっぱり切り替えですかね。打てなくてもちゃんと明日には切り替えてまた1からやろうって、そういう気持ちの切り替えがうまくできたのかなと。技術面ではフライアウトをちょっと減らすことができて、低い強い当たりを打とうと意識してから、そんなにいい当たりじゃなくても抜けていくことが多かったです」

――島田選手は俊足のイメージもありますが、ご自身で意識して取り組んでいることはありますか?
「すごく警戒はされているので、その中でいかに盗塁を決められるかを自分の中で課題としてやっていました。盗塁数は1番大事だと思うんですけど、最低でも成功率が8割は欲しいので、そこはまだまだかなと。でも、警戒されていると感じる中で、結構(盗塁を)決めている実感はあるので、それを1軍でどれだけできるかなと思っています」

――目標としている選手はいますか?
「やっぱり、自分の背番号が53番なので、赤星(憲広)さんです。バットは短く持ってもしっかり振るスタイルなど、走攻守で参考にさせていただいております。(赤星2世として)少しでも近づけられるように頑張りたいと思います」

リモート取材を受ける島田海吏選手の様子

阪神タイガース提供

――最近の調子についてはどのように感じていらっしゃいますか?
「ファームでやってきた感覚で、1軍の試合でどれだけ同じことが出来るのか、それとも違った感覚になってしまうのか、そういったところが不安であり、楽しみでした。ですが、ほぼ変わらずファームでやってきたことが出来たかなとは思いました」

――対戦した投手で印象に残っている方はいますか?
「涌井(秀章)さん・則本(昂大)さん(東北楽天ゴールデンイーグルス)です。真っ直ぐの質も違いますし、それに加えてコントロールがものすごかったです。四隅に投げてくるというか甘いところに全然投げてこないので、自分である程度コースを張ったり、変化球を張ったりだとか、自分で一工夫入れないと対応できないので、レベルの高いピッチャーだと感じました」

――では、打者で印象に残っている選手はいますか?
「輝ですかね...佐藤輝明。年下ですけど、スイングが違いますね。打球がバッティング練習を見ていてもすごいです!すごいとしか言えないですね。これだけのスイングができたら、野球楽しいだろうなって思うような...空振りもすごいですね、迫力があるというか、あのスイングでお金取れそうですよね(笑)」

――1番積極的にアドバイスをくれる選手はどなたですか?
「原口(文仁)さんです。僕、先日、DHで2三振してしまったんですけど、DHって僕自身あんまり経験がなくて、試合の入り方とか、打席の入り方がちょっと難しいと感じた部分があったんです。でも、原口さんが入り方とか、ベンチの後ろでの待ち方とか、(原口さんが)自分はこうしていたっていうアドバイスをいただいて、新しい発見がありました。(原口さんは)すごく見てくださっていると感じるので、こういう選手になりたいと、人柄も含め尊敬する部分が多いです」

――阪神は今年、1軍もファームも共に調子が良いですが、チームの雰囲気はいかがですか?
「僕は1軍の経験はあまりないのですが、野球をやっていて前向きになれるというか、失敗しても前向きに次どうすればいいかとか、勝手にそういう雰囲気が流れているような気はしましたね」

――後半戦、力を入れていきたい部分はありますか?
「走攻守で貢献したいという思いが強いので、打席をもらったら何が何でも塁に出てやるっていう気持ちでいきます。塁に出たら次は盗塁があるので、先の塁を狙って1点でも多く得点を奪う、という気持ちでやっていきたいなと思います」

――今後、プロ野球選手として取りたいタイトルはありますか?
「盗塁王は獲ってみたいと思います。バッティングも打ちたいですし、(目標が)大きすぎるかもしれないですけど首位打者とか...盗塁王・首位打者は自分の中で持っていてもいいのかな。それぐらい持ってなきゃダメなのかなと思っています」

阪神タイガース提供

――小さい頃の夢は何でしたか?
「カブトムシとかクワガタとかすごく好きだったんですよ。なので、昆虫博士になりたかったです(笑)。カブトムシとかが好きなだけでそういうこと言っていた記憶があります」

――野球選手はいつから意識し始めたのでしょうか?
「野球を始めたのが小学校3年生ぐらいで、そこから野球をすごく好きになり、『プロ野球選手になる』みたいなことを言い始めていたと思います」

――子供の頃、憧れていた選手はいますか?
「小さい時に福岡に住んでいたんですけど、当時ホークスファンで父親にホークスの試合に連れてってもらって、その時に熊本出身の松中(信彦)さんのホームランが僕の目の前に落ちてきて、そこですごいなって実感して、松中さんを応援していましたね」

――今、仲の良い選手はいらっしゃいますか?
「ピッチャーの湯浅(京己)です。年齢は少し下ですが、プライベートな話とかしますね。ピッチャーと野手で全然違うんですけど、どうでもいい話から、1軍に上がる時も"1軍で一緒にお立ち台に立つのが2人の目標"とか話したこともあります。お互いケガで苦しんでいる時くらいから仲良くなって、一緒に頑張ろうって話はいつもしています」

――最近ハマっていることを教えてください
「釣りの動画を見ることですかね。釣りが大好きで、休みの日に行きたいんですけど、今年まで寮生で外出ができない状態なので。コロナがなくなって、規制もなくなったら、釣りに行きたいなって思います」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします
「1日でも多く、走攻守で僕がチームに貢献できるように頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします」

※「スカパー!ファーム月間MVP賞」とは?
「スカパー!ファーム月間MVP賞」は、各月度のイースタン・リーグ及びウエスタン・リーグのファーム公式戦を通して成績優秀な若手で飛躍を期待する選手を、各リーグから1名ずつNPBが選出し表彰したもの。
スカパー!は、プロ野球12球団公式戦全試合を実現するだけでなく、ファームの試合中継にも取り組み、ファームの注目選手を表彰する本賞を認知されることで、より多くのファンにプロ野球の魅力を伝え、プロ野球界発展の一助になればと考え、2017年シーズンより協賛。

文=HOMINIS編集部

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