黒木知宏が日本ハム時代の大谷翔平選手について語る「大谷選手を捜すなら、必ずいる場所があるんです」

黒木知宏
黒木知宏

山本昌がMCを務める「マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~」(スポーツライブ+)#27に、「ジョニー」の愛称で親しまれた"魂のエース"黒木知宏が登場。番組では、黒木の野球人生を振り返るほか、愛称が「ジョニー」になったきっかけや日本ハム1軍投手コーチ時代のエピソードなどを明かす。

今回、収録後の黒木にインタビューを行い、収録の感想や山本昌の印象、来季の千葉ロッテマリーンズと新庄新監督率いる日本ハムについて語ってもらった。

――収録はいかがでしたか?

「緊張しました(苦笑)。昌さんとは昭和40年と昭和48年の先輩後輩という仲で、仲良くさせていただいている関係ではありますが、こうやってお仕事で一緒に野球の深い話をしていくっていうのはこれまでなかったので、どういうテンションで話していいのかなっていうのがちょっとありました。今回のようなかたちで野球人生を振り返ることがあまりないので逆に新鮮でしたし、その中で昔の記憶を辿りながら話をさせていただきました」

――MCとしての山本さんの印象は?

「昌さんらしいMCぶりでした。僕が言うのもおかしいんですけど(笑)。ただ、僕も何度もMC役で後輩を迎えたこともあるので分かるんですけど、年下に対してもちゃんと敬語を使って、しっかり進行しなきゃいけない部分があるので、(ゲストとしては)普段通りしゃべれないもどかしさやくすぐったさがありましたね。僕なんか、『おうっ、ジョニー!』とか言ってもらっていいんですけどね(笑)」

――現役時代、リーグは違えど同じピッチャーとして昌さんをどのようにご覧になっていましたか?

「決して速い球を持っているわけじゃないのに、バッターがみんな空振りをしていくすごいピッチャーだなっていうのがまずあって、あの年齢にして一線で活躍できる技術だったり体の強さっていうのは、やっぱりレジェンドですよね。どういう練習をしているのかすごく興味がありました。体を鍛えていくっていうことに関してはすごくストイックで、長けている方だなという印象がありました」

――黒木さんといえば千葉ロッテマリーンズの"魂のエース"でしたが、現在2年連続2位の千葉ロッテが優勝するために必要なことは何だと考えられていますか?

「覚醒組と復帰組が出てくれば優勝は十分あり得ると思います。つまり、それは先発ピッチャーです!今日、収録でもお話しさせていただいた佐々木朗希選手が"覚醒"で、"復帰"が種市篤暉選手。種市選手はトミー・ジョン手術をして、100%ではないんですけど多分今年帰ってくるかなと。あと、若いピッチャーの岩下大輝選手と小島和哉選手。このクラスがしっかりと活躍すれば、リリーフ、クローザーはちゃんと整備ができていますので間違いなく優勝すると思います」

――各ピッチャーにどれくらいの勝ち星を期待しているなどはありますか?

「勝利数というよりかは、(重要なのは)貯金とかとイニング数ですかね。先発がもう少しイニングを投げていかないと、どうしてもリリーフにかかる負担っていうのが大きくなってしまって、そうなると最終的に失速してしまって駒がいなくなってしまうっていうことが一番避けなきゃいけないことなので。やっぱり先発ピッチャーが頑張って、みんな最低160イニング投げる。あわよくば、180イニング投げる!1試合の平均イニングを1イニング増やしたいですね。そうすると、リリーフピッチャーが1イニング減って143イニング減るわけです。そうなってくるとピッチャーの負担っていうのは減ってくるので、ガス欠しない状態で1年間回れるので」

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放送情報

マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~#27
放送日時:2022年1月15日(土)11:30~
チャンネル:スポーツライブ+
※放送スケジュールは変更になる場合があります

「マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~」は配信サービス『SPOOX』にて
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