女流棋士の世界、香川愛生女流三段、山口恵梨子女流二段の素顔と将棋への想い

写真左から、香川愛生女流三段、山口恵梨子女流二段
写真左から、香川愛生女流三段、山口恵梨子女流二段

藤井聡太七段の活躍などにより人気が沸騰する将棋界。今年3月、注目を集めた出来事があった。プロ棋士の登竜門で最後の難関である奨励会三段リーグに、唯一の女性として参加している西山朋佳三段が、最終日まで四段昇段を争ったのだ。競争相手が敗れれば昇段という状況になったが、惜しくも次点にとどまり、史上初の女性棋士誕生はお預けとなった。現在、西山三段は次の三段リーグを戦い始めており、初の女性棋士誕生の期待が高まっている。

■1974年に初めて誕生した女流棋士、当初は6人

将棋界には棋士とは別に、女流棋士というプロも存在している。女流2級以上で、64人(※6月26日現在)の現役女流棋士が、7大タイトルをめぐってしのぎを削っている。タイトルは、里見香奈女流四冠が清麗、女流名人など、そして奨励会員の西山朋佳三段が、奨励会員が参加できる3つの女流棋戦を制し、女王など三冠を保持している。女流棋士は長い間、男社会だった将棋界で1974年に初めて誕生。当初は6人でタイトル戦も1つのみだったが、先人たちの努力の末、半世紀近くを経て7大タイトルまで拡大した。

テレ朝チャンネル2で6月28日(日)に放送される「津田大介 日本にプラス スペシャル」では、香川愛生女流三段、山口恵梨子女流二段、2人の人気女流棋士が出演し、「初の"女性棋士"誕生も間近か?将棋ブームの今だからこそ知りたい!"女流棋士"の世界~知られざる素顔、将棋への想い、コロナ禍でできることとは」と題して、女流棋士の世界を特集。

2人の秘蔵写真や貴重な映像を交えて、これまでの歩みを追跡する。1日のスケジュールからプライベートの素顔を紹介するなど、2人の魅力と強さの秘密を解き明かす。また、女流棋士第1号にも取材を行い、半世紀前の女流棋士の誕生から現在に至るまでの歴史をひもとき、女流棋士の世界に迫っていく。

■漫画の監修やコスプレも、人気実力トップクラス

女流王将のタイトルを2期獲得し、人気だけでなく実力もトップクラスの1人、香川愛生女流三段、27歳。東京都出身で、9歳で同じアパートの階下に住む老人に将棋を鍛えられ、12歳で女流アマ名人を獲得した。15歳で女流棋士デビューするが、「修行をやり直したい」と感じ、難関の奨励会を受験して入会。しかし、結果が出ないまま苦しみ続け、1年半で退会した。

一時は将棋を離れることも考えたが女流棋士に復帰し、立命館大学に進学した。その1年半後、大学2年の秋に初のタイトル・女流王将を、最強といわれた里見女流四冠を破って獲得。翌年も、タイトル通算43期のレジェンド、清水市代女流六段を下して連覇した。

一方、香川女流三段は将棋を広めるため、さまざまな媒体を通じて発信を行っている。将棋を題材とする連載漫画「永世乙女の戦い方」の監修を行い、Twitterなどでコスプレも披露。昨年4月にYouTubeで自身のチャンネルを開設すると、「詰将棋」をシリーズで130回以上も発信したほか、将棋ソフトを使ってファンとの対局も行い、それを自ら解説した回など、将棋はもちろん、好きなゲームを語ったり、初めての料理に挑戦したり、将棋以外の発信も行う。

また、新型コロナウイルスの感染拡大により、都内にある将棋ファンのためのカフェ、COBINが営業中止を余儀なくされて経営危機が伝わると、視聴者にYouTubeを通じて支援を呼びかけるなどの活動も行った。番組では、緊急事態宣言の解除後に、営業再開にこぎつけたCOBINにも取材している。

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放送情報

津田大介 日本にプラス スペシャル
放送日時:2020年6月28日(日)10:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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