関根勤宮内敦士らが登壇 『マッドマックス怒りのデス・ロード』イベント上映レポート

■自前のバトルスーツで登場した関根勤「僕はマックスが好きなんですよ」

『マッドマックス』の最新作を見た時はビックリしましたね。お金もかかっているし、スケールアップもしている。主演のトム・ハーディもカッコ良かったですね。

ジョージ・ミラー監督がこの映画を撮った時は70歳近くだったんですよね。それくらいの年齢の人が作る映画じゃないですよ。他の監督だったら、途中で犬を救ったり、少年を救ったりするようなシーンを入れてしまいがちですが、この監督はそれをしない。アクションだけで押し通しますからね。自分が監督をするという立場になって観てください。本当に大変です。そして主役としてキャスティングされたと思ってください。本当に過酷です。それを2時間で見事にパッケージングしている。これは芸術ですね。僕はマックスが好きなんですよ。

今日の衣装のバトルスーツも3年前にこの映画を観たときに作ったものです。僕はブルース・リーや『ダーティハリー』の映画が好きなんで、このシリーズにもいっぺんにハマってしまいました。『マッドマックス』っていう名前もかっこいいですよね。

■マックス吹き替え担当の宮内敦士「これぞ『マッドマックス』の世界観だということを目指しました」

「ザ・シネマ新録吹き替え版」の放送がはじまってから、役者仲間からも、役者じゃない知り合いからも良かったよという声を多くいただいて、良かったなと。僕に限らず、他の吹き替えを担当した役者さんたちも喜んでいると思います。『マッドマックス』というのはひとつの時代を作った作品で、僕も子どもの頃から観ている大好きな作品です。絶叫上映に実際に間近で触れるのは初めてなんですが、ファンの皆さんのこの世界観に没入していくパワーは本当にすごいなと思いました。

今回の新録吹き替え版は、劇場版とはまた違う、これぞ『マッドマックス』の世界観だということを目指しました。トム・ハーディは、僕よりも年下なんですが、役者としても一流。いつも勉強しなきゃいけないなと気付かされることも多いですし、彼の吹き替えはとてもやりがいがあります。この中に入ることができて本当に光栄です。みんなが力を入れて吹き替えをしました。ぜひ見逃さないように。放送は録画も出来ますので、何回も見返していただけたらと思います。

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放送情報

(吹)マッドマックス 怒りのデス・ロード[ザ・シネマ新録版]
放送日時:2019年8月12日(月) 06:30~ほか
チャンネル:ザ・シネマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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