乃木坂46・早川聖来が好き好き好き系台詞に赤面...「恥ずかしいですね」

――共演したゆうたろうさんの印象は?

「撮影は1日で撮ったのですが、ゆうたろうさんがフラットに話してくださったおかげで緊張することもなく距離を縮めることができたので、楽しくラブラブな雰囲気が出せたと思います。この作品は大人になってもなかなか曖昧なものを受け入れられない大人の仮面を被った男女の物語なのかなと感じていて。そんな中で、私は結構何にでも白黒つけてしまう性格なんですけど、ゆうたろうさんは白でもなく黒でもない曖昧な部分を表現するのがすごく上手で、お芝居でも引っ張ってくださいました。勉強にもなって一緒に演じていてすごく楽しかったです」

――カメラに向かって「愛してる」や「大好き」という言葉を発するシーンもありますが?

「あそこは超大変でした(笑)。いろんなシチュエーションでの『大好き』や『愛してる』といった"好き好き好き系台詞"を撮りまして...。(孝志の持つスマホに向かって恭子が言葉を発するというシーンのため)実際にゆうたろうさんがスマホを持って撮影して、監督やスタッフさんはその後ろにいるという状態だったのですが、スマホに向かって『大好き』ということ自体恥ずかしいし、人がたくさんいる街中で叫んだりもしたので、あのシーンを観るのは恥ずかしいですね。アイドル活動で甘い台詞をカメラに向かって言うことはよくあるので抵抗はないんですけど、カメラの後ろにたくさん人がいるというのが...(笑)」

――撮影秘話や思い出を教えてください。

「神奈川の茅ヶ崎で撮影したのですが、家のシーンはプロデューサーさんのお家で撮ったんです。それで、生しらす丼とか名物のアイスクリームとか、いろいろ茅ヶ崎の名物を用意してくださって、それをみんなでおいしくいただいたのが、友達の家に遊びに来た感覚ですごく楽しい時間でした」

――最後に観劇にいらっしゃる皆さんにメッセージをお願いします!

「朗読劇に映像があるというのが珍しいと思います。視覚&聴覚に訴える映像で過去の孝志と恭子を楽しんでいただきつつ、聴覚に訴える朗読劇で現在の二人を描くことで、より想像力が掻き立てられて二人に感情移入しやすいんじゃないかなと思っているので、自分に置き換えながら楽しんでいただけたらと思います。映像に関しては、楽しく撮影をさせていただいたので、心から楽しんでいる私を見てもらえたら嬉しいです」

文=原田健 撮影=中川容邦
ヘアメイク=浅山ジャスミン莉奈(TUNE)、中間愛梨(TUNE)、眞舘楓

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放送情報

朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」
2023年4月20日(木)~23日(日)
東京・俳優座劇場

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