――2023年はどんな年でしたか? 印象に残っていることを教えてください。
冨田「≠ME全国ツアー2023『We shout "I am me."』のファイナルで立たせていただいた日本武道館はすごく印象に残っています。2日間開催されたのですが、1日目は『ここまで走ってきて、ようやく立てた場所だ』っていう気持ちで、信じられないくらい力が発揮できた印象があって、2日目はこれから先のことを考えながらステージに立っていたっていう、すごく濃い2日間でした。≠MEの歴史に変化をつけられたステージだったなって思います」
櫻井「今年は6thシングル『天使は何処へ』から始まり、7thシングル『想わせぶりっこ』、そして今回の8thシングル『アンチコンフィチュール』をリリースさせていただきます。『天使は何処へ』で難易度の高い振り付けをRuu先生に付けていただき、いつもより多く振り入れをしていただいたりと、すごくパフォーマンスに対して向き合う時間が増えました。これまで以上にパフォーマンスの幅が広がり、『もっとダンスをやりたい』『ダンス楽しい』って更に思わせていただきました。また、『想わせぶりっこ』では、私がずっとこだわっていたパフォーマンスの"かわいい"という部分に重きを置いて活動させていただき、こだわっていた部分を伸ばせたのではないかと思っています。それらを経て、来年はもっといろいろな面を見せられたらいいなって思います」
川中子「先日イベントの会場が久しぶりに東京・天王洲 銀河劇場だったのですが、銀河劇場って私たちにとってとても思い入れのある場所なので、久しぶりに銀河劇場でイベントができて『すごくエモーショナルだな』って感じたことがとても印象に残っています。上を目指しつつも、来年もファンの皆さんと距離の近いイベントをやりたいですね」
蟹沢「≠ME 4周年コンサート『≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』でメンバー全員がそろったことがすごく嬉しかったです。今年は上半期にいろいろなライブがあり下半期にファンの皆さんとのイベントがあって盛りだくさんだったんですけど、毎回円陣を組む時に当たり前のように全員の顔が見えるのが嬉しくて!あと、ファンの皆さんがライブで楽しむ顔を見せてくださったり、『イコノイジョイ大感謝祭』ではあたたかく見守ってくださったり、愛を伝えてくださったり、スタッフの皆さんも常に支えてくださいました。皆さんがいるから≠MEとして立つことができる。そんなメンバー、ファンの皆さん、スタッフの方々という≠MEを作るピースを強く感じた一年でした」
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
冨田「今回の8thシングル『アンチコンフィチュール』は、前作の『想わせぶりっこ』とギャップのある楽曲になっていて、皆さんにも刺さる強いメッセージ性のある作品になっていると思います。この楽曲で更に強くなった≠MEと一緒に皆さんも強くなって、次のステップに一緒に進んでいけたら嬉しいので、ぜひよろしくお願いします!」
文=原田健 撮影=中川容邦
リリース情報
≠ME 8thシングル「アンチコンフィチュール」
リリース日:2023年12月20日(水)
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