乃木坂46岩本蓮加×冨里奈央、初主演ドラマで深まった先輩後輩の絆『ふたりエスケープ』に映るリアルな距離感

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――同じグループの先輩後輩の2人がドラマで共演するのも珍しいですよね

岩本「同じグループでも、同期や後輩・先輩では関わり方が変わるので、今まで知らなかった一面が見られるのが嬉しかったです。私は自分から後輩とご飯に行こうとはあまり言えないタイプなので、私が引っ張らなきゃというプレッシャーもありましたが、奈央は先輩に甘えるのが上手で、つい可愛がりたくなってしまう後輩なんです。この作品を一緒にやることで距離が縮まって、グループでの仕事に戻ったときにも良い影響が出るんじゃないかと想像すると、本当に嬉しくなりました」

――ドラマを通して「知らなかった一面」が見えた、ということですが、具体的にはどんなところですか?

岩本「奈央は、表面上はふわっとして見えるんですけど、実はけっこう緊張しやすくて、物事を深く考え込むところがあるんです(笑)。そういうギャップが愛おしくて。普段ふざけている印象もあるけれど、後輩としての可愛さや"甘え上手"な部分がすごく高い子だなと改めて思いました」

――冨里さんから見て、岩本さんは頼もしい存在でしたか?

冨里「本当に蓮加さんは私のことをよく気にかけてくださって、ドラマが始まる前からご飯に行こうと誘ってくださったり、私が不安に感じていることを親身に聞いてくださったりしました。演技経験が少ない私の不安にも寄り添ってくださって......本当に大好きです」

――同じグループの2人だからこそ、普段の温かい空気感がドラマにも出ているように感じました。演じられた役について、ご自身と似ているところや、逆に違うと感じる部分はありましたか?

岩本「本当に自分とそっくりで、演技というより素で演じている感覚でした。奈央との関係性も、ほぼそのまま(笑)。似ていないところを探す方が難しいんですけど、あえて言うなら、私は無職ではないし運転もできないところですね。でもそういう部分を演じるのは新鮮で、楽しかったです」

冨里「私も後輩ちゃんは自分に似ているなと感じました。漫画の締め切りギリギリで提出しちゃう子なんですけど、私も高校時代、夏休みの宿題を最終日に一気にやったりしていたので、そういうところが似ているなと思います」

――普段のグループでの印象と比べて、お互いに変わったところはありますか?

冨里「私が変なボケをしたり、ちょっかいを出したりしても、蓮加さんはちゃんと返してくださるんです。『何やってんの』とか言いながら、本当に笑って受け止めてくれるんですよ(笑)。そういうところがすごく優しいなと思います」

――本作のタイトルどおり"現実逃避"がテーマですが、お2人が現実逃避したくなる瞬間はどんなときですか?

岩本「この仕事をしていると、ありがたいことにいろんなジャンルの現場に行く機会があります。今向き合っている仕事が大変でも、別の現場に行くとそれがよい気分転換になったりして。仕事を別の仕事で補うというか、そういう経験の積み重ねが自分にとっての息抜きになっています。いろんな人に会って話を聞いたり聞いてもらったりすることで、知らず知らず癒されている部分があるなと感じます」

冨里「私は、このドラマの撮影期間中で落ち込むことがあっても、蓮加さんやメンバーとたくさん話すと気持ちが持ち直すことができました。やっぱりみんなが大切な存在で、そうしたやり取りが私の息抜きになっています」

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放送情報

ドラマ『ふたりエスケープ』
テレビ大阪ほかにて2025年10月4日(土)より放送中

詳しくは
こちら

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