STU48が本気の雪合戦!田中皓子が剛速球を披露もコントロールに難あり?

瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ、STU48の冠番組「STU48 イ申テレビ SEASON4」。2月24日にオンエアされたVOL.5は「雪合戦リベンジ 前編」。"雪合戦"というタイトルを見て、SEASON1で放送された「私を雪合戦に連れてって」を思い出した人も多いかと思われるが、まさしく、今回はその時の"リベンジ"編となる。
徳島県三好市にある東祖谷小中学校の体育館にやってきたのは、門田桃奈、田中皓子、谷口茉妃菜、兵頭葵、藤原あずさ、三島遥香、信濃宙花の7人。到着するやいなや、モニターに映し出されたカンニング竹山から「去年も出場した徳島県の雪合戦大会に挑戦すること」が今回の指令だと知らされる。三島と谷口は去年に引き続き2年連続での出場となり、藤原、田中、門田、兵頭、信濃は初参加。前回同様、三好市役所観光課に勤める熱い男、"西やん"こと西岡輝氏が監督を務めることも知らされた。「1人1人が一生懸命頑張らんと勝てない試合なので」と三島が真剣に話すと、「本当に負けたくないんですよ。嬉し涙を流して帰りたい」と谷口も新生チーム竹山でのリベンジを誓った。

(C)東北新社

始動初日は監督の西やんが不在ということで自主練となったが、監督から2つの宿題が出されていた。1つ目は「カニ→ボルトのポーズ」。メンバーたちは自分なりにポーズをやってみるが、やはり意味が分からない。しかし、実は「カニのポーズ」は球威が増すという効果を生み、「ボルトのポーズ」はコントロールがアップするということを聞き、「よく考えてある!」と納得。
ということで、的をめがけて投げる練習がスタート。球技は玉転がしの経験しかないという門田だが、4メートル先の的に見事命中。そして谷口は8メートル先の的に命中させた。「小さい時から近所の人たちと野球をして遊んでいた」という田中は、球威はあるもののコントロールが定まらず、大きく外してしまい、周りからも「ウソでしょ?」という声が。「今のは練習」と答え、カニ→ボルトのポーズをしてから再び投げると、今度はしっかりと的を倒し、監督からの宿題が効果的だということを証明した。

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そして2つ目の宿題は「エビのポーズ」。これはどうやら球を避ける時に役立つ動きらしいが果たして...。ピッチングマシンを使って、時速70キロのボールをエビのポーズで避ける練習が行われたが、次々と繰り出される球を避けきれたのは田中、兵頭、谷口、門田の4人。藤原と三島はそれぞれ3発当たってしまった。剣道経験者の信濃は、剣道より視界が広いから大丈夫だと豪語したがほとんど避けられず、30秒間で29発も当たってしまい、大きな課題が残った。

その後、スタッフチームを相手に実践練習が行われた。フォワードは藤原、田中、三島、信濃。谷口、門田、兵頭がバックスというフォーメーションで臨んだが、大人たちを相手に完敗。相手の動きへの注意不足、そして闇雲に攻めすぎたことが敗因となったようだ。早々にアウトとなった藤原は「めっちゃ悔しい」と感情を露わにしていた。

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ここで、西やん監督からの「雪合戦で勝つためには、当たったらあかん。いつボールを投げられても避けられるように常に集中し準備しておくこと」という内容のメッセージを受け取り、1日目が終了。

2日目は熱い男・西やんも合流し、練習が始まった。この日もスタッフチームとの実践を行うということで、西やんはメンバーと作戦会議を開いた。その結果、フォワードを田中、藤原、門田、谷口、バックスを三島、信濃、兵頭というフォーメーションに変更。試合は、不注意から球に当たるメンバーもいたが、前日よりもしっかりと前を見ることができているようだ。残り10秒の時点で4人対3人とリードし、西やんからは「投げるな!」「耐えろ!」という言葉が飛んでいる。結果、チーム竹山が逃げ切り勝利。今回、西やんは「攻めの我慢作戦」をメンバーに伝えていたという。相手を狙う時に当てられやすいということを考えて、数的優位に立った時、攻めるのをやめて身を守ることに徹することを指示していた。それがうまく結果に繋がった。

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体が温まったところで、体育館から移動。メンバーたちがやってきたのは、実際に大会が行われる会場だった。メンバーたちに本番の感覚を少しでも感じてもらおうという監督の考えがあり、ジュニアの部で優勝した「祖谷好きっ子」チームを相手に練習試合を行うこととなった。「お姉ちゃんたちはアイドルなので、多少は顔面に当てない考慮はお願いします」と藤原がお願いするが、「それはわかりませんな」と返され、ちょっとビビり気味な様子だが、円陣を組み、「STU48出航!」と気合いを入れて試合に臨んだ。フォーメーションは藤原、田中、信濃、門田がフォワード、三島、谷口、兵頭がバックスを務める。緊迫感のある中、田中が2連続でアウトを取る幸先のいいスタートを切った。やはり監督のアドバイスと作戦が効いているようだ。前方をよく見て、我慢をしながら、なんとか勝利をつかむことができた。これは7人にとって大きな自信になったのではないだろうか。

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次回、VOL.6は「雪合戦リベンジ 後編」をオンエア。いよいよ大会本番を迎えるチーム竹山。今回は悲願の"1勝"を奪い、リベンジを果たすことができるのだろうか。

文=田中隆信

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放送情報

STU48 イ申テレビ SEASON4 VOL.6
放送日時:2019年3月3日(日)20:30~

STU48 イ申テレビ SEASON4 VOL.5
放送日時:2019年3月3日(日)09:30~

チャンネル:ファミリー劇場

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