乃木坂46が史上初の2会場同時開催で見せた"シンクロニシティ"

乃木坂46にとって大切なイベントとなっている「BIRTHDAY LIVE」。1周年の幕張メッセイベントホールにはじまり、横浜アリーナ、西武ドーム(メットライフドーム)、明治神宮野球場、さいたまスーパーアリーナと会場を移して行われてきた。当初はリリースされた楽曲を発表順に披露するという内容だったが、楽曲が年々増えていき、4回目以降は1公演に収まらず3日間に渡っての大型イベントへと進化していく。

2018年の「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」も3日間での開催となったが、それだけではなく2会場で同時開催してパフォーマンスする"シンクロニシティライブ"という新たな試みとなった。乃木坂46としてはもちろん、同一アーティストの単独公演としては前代未聞のチャレンジということで大きな話題に。

会場は明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場。隣接する2会場ではあるが、どんな内容になるのか始まるまでまったく予想がつかない中、東京メトロ・千代田線乃木坂駅からメンバーが二手に分かれて列車に乗り込むオープニングムービーで始まり、千代田線をイメージした大型のトロッコに乗ってメンバーが登場。

初日(7月6日)はアンダーメンバーが明治神宮野球場、選抜メンバーが秩父宮ラグビー場に登場し、ライブがスタートした。神宮では鈴木絢音がセンターを務める夏ソング「自惚れビーチ」から、斉藤優里センターの「13日の金曜日」、北野日奈子センターの「アンダー」などを披露。MCで秩父宮のメンバーと大型ビジョンを通してやりとりが行われるなどシンクロ感を出していく。

「走れ!Bicycle」が流れるとマイク付きの自転車に乗ってそれぞれが別の会場に移動。こうして何度かメンバーが会場を移動していくのも「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」の特徴の1つとなっていた。ライブ中盤は盛り上がり必至の「ガールズルール」、カラフルな衣装が印象的な「でこぴん」、齋藤飛鳥と星野みなみと堀未央奈による「Threefold choice」をはじめとする日替わりで披露されるユニット曲、そして「5th YEAR BIRTHDAY LIVE」で先輩メンバーと初めて同じライブに参加した3期生が堂々としたパフォーマンスで魅せた「僕の衝動」「トキトキメキメキ」「三番目の風」など、見どころ満載。

後半は「逃げ水」「何度目の青空か?」に始まり、「今、話したい誰かがいる」「シンクロニシティ」「裸足でSummer」など目が離せない展開に。本編ラストはオーケストラの演奏で2会場をシンクロさせて「君の名は希望」を聴かせた。
アンコールではそれぞれの会場に登場するメンバーをビジョンで発表。名前が呼ばれるたびに各会場から大きな歓声が起こる。土砂降りの中、「インフルエンサー」「ダンケシェーン」などを披露し、最後は「乃木坂の詩」で初日が終了。

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放送情報

全編放送! M-ON! LIVE 乃木坂46
「乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 ~6th YEAR BIRTHDAY LIVE~」
放送日時:<DAY1>2020年3月7日(土)17:30~ ほか
     <DAY2>2020年3月14日(土)17:30~ ほか
     <DAY3>2020年3月21日(土)17:30~ ほか
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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