――それぞれが所属するグループの中でダンスが上手いと思うメンバーは?
佐々木「見せ方は人それぞれ違うと思うんですけど、アンジュルムの中で女性らしくしなやかに踊るのは伊勢鈴蘭ちゃんかなと。鈴蘭ちゃんはバレエをやっていたので一つひとつの動きが丁寧で、足の上げ方を含めて体の線がきれいなところはすごいなと思います」
平井「BEYOOOOONDSには2人います。今はアイドルでも多様性が求められたり、認められたりする時代。その中で"これがアイドルだ!"という動きをしているなと思うのは山崎夢羽ちゃん(※「崎」は正しくは「立さき」)。どこか目が離せないというか、人の目を惹きつける魅力を持っているんです。もう1人は西田汐里ちゃん。いろいろ考えすぎると変に固まってしまいがちなんですけど、いつも生き生きとしているところがすごいなと。客観的に自分を見ることができるし、私はこうしたいという気持ちが伝わってくるんです」
石田「モーニング娘。'21の中では、まだ加入して1年ぐらいですけど岡村ほまれちゃんかなぁ。手足の長さとポテンシャルの高さは期待大です!ダンスの経験がたくさんあるわけではないんですけど、とにかく一生懸命。色気を出そうとか、かっこよく見せようという自分の欲望から出てくる変なクセがついていない真っ直ぐなダンスは見ていて応援したくなると思います」
――では、最後に「私のここを見て!」という注目ポイントを!
石田「味付けの濃いところですよね(笑)。曲の中で2回サビがあって、同じ振付を繰り返すところがあるんです。曲の流れとして段々盛り上がっていくようにするために最初のサビよりも後半はもっと伸びやかに、もっと大きく踊ることを意識しています。正直なところ練習の段階ではその感覚をつかみきれていませんでした。だけど、本番の緊張感とライバルの『ベリーダンス』チームに見られているという意識があったから『あ、今盛り上がっているな』ということを感じることができたんです。特にジャンプする踊りが続くシーンは1番の盛り上がりポイントなのでぜひ見てください!」
佐々木「最初はそれぞれのソロから始まって後半に行くにつれて3人で盛り上がっていく心情の変化。きれいに見せるよりもどれだけ伝えたいことを伝えられたのかが大事なのかなと。テレビの画面越しにそのパワーを感じていただけたらうれしいです」
平井「今回は『絆』がテーマ。踊っている最中は横並びだったのでなかなか3人が目線を合わせる機会がなかったんです。だからこそ、3人が中心に寄って顔を合わせるシーンで"絆"を表すことができたような気がします。呼吸やタイミングなどで3人が絆を通わせているんだよっていうことを伝えられたらいいなと思います」
文=小池貴之
放送情報
ハロプロダンス学園 シーズン4 #6
放送日時:2021年1月7日(木)23:30~
ハロプロダンス学園 シーズン4 #7
放送日時:2021年1月21日(木)23:30~
チャンネル:ダンスチャンネル
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