MAZZEL(マーゼル)インタビュー後編】BMSGトレーニーと一般公募のメンバーを繋いだSKY-HIの言葉と互いへの「リスペクト」

撮影中も和気藹々としたMAZZELのメンバー
撮影中も和気藹々としたMAZZELのメンバー

――MAZZELのヒストリーを紐解く上で外せないのは、やはりオーディションの合宿審査。それぞれの思い出を教えてください。

HAYATO「僕は2次審査の発表がとても印象に残っています。次の合宿に進めるのが12人中10人で、僕は10番目に名前を呼ばれたんです。すごく焦りを感じたり、どうしたらいいか一番悩んだ時期でもあったので、やっぱりそのシーンになりますね」

NAOYA「僕は逆に、その結果発表で最初に名前を呼ばれたんです。有難いことなんですけど、自分の実力に納得がいってなかったから正直すごく不安になったし、このオーディションに全力を懸けている分、もっと直さないといけないことがいっぱいあるなって。そういう意味ですごく大変だったなって思います」

RAN「本当に色んなことがあって選ぶのは難しいんですけど、やっぱり最終審査の結果発表ですかね。それがあって今がある、という意味でも。名前を呼ばれたときはやっと自分の中にある壁を超えられたというか、この8人で次のステップへ進んで新たな世界に挑戦していくんだなって。僕はもともとBMSGのトレーニーで、みんなとちょっと違う立ち位置だったと思うんです。そんな中で、オーディションの参加者とどう接していこうかと悩んだり、いろんな葛藤を抱えた時期もあって。けどそういうのも超えて、いったん自分の全てが許されたじゃないですけど、どこか壁を突破した感覚がありました」

TAKUTO「僕は1次審査の結果発表でSKY-HIさんに言われた言葉が印象に残っています。自分の中では必死に取り組んで合宿に来たつもりだったけど、『本気でアーティストになりたいのか分からない』というようなことを言われたんです。どうして人に伝わっていなかったのか後々思い返したら気付く部分もあったし、そこで一つ心が切り替わったというか。とても悔しかったのもあり、強烈に覚えています」

――プレデビュー曲「MISSION」の聴きどころは?

HAYATO「注目は何といっても歌詞。合宿中に起こったことが全て詰まっていると思います。特にグッと来たのは"去った想いのカケラ"というフレーズ。オーディション中は結果が発表されるたびに誰かとのお別れがあったので、そこはやっぱり胸に来ますね」

NAOYA「本当に、『MISSIONx2』に携わった全ての人の気持ちがこの歌詞に乗っていると思います。『MISSIONx2』があってこそのMAZZELなので、歌詞はぜひ注目していただきたいです」

TAKUTO「僕は最後のほうにある"見逃すな"という歌詞が好き。SEITOが歌っている部分なんですけど、とても力強くて、振り付けも見応えがあります」

RAN「s**t kingzのshojiさんが担当してくださった振り付けはダイナミックかつ繊細。歌詞に忠実だったり、すごく凝った構成になっています。余裕さ、一生懸命さ、儚さ...といったいろんな感情の表現が1つの作品の中に示されている気がします」

過酷なオーディションを経て、共に成長し、夢を分かち合う仲になったMAZZEL。彼らが見据える未来はどんなものなのだろうか?

RAN「ドームツアー、世界ツアーとかいろいろ叶えたい夢はあります。でもそれよりもっと根っこの部分で、何年経ってもカッコいいって思われ続ける存在でありたいなって。今だけじゃなく、何十年、何百年と先の人たちにも響くような、何かを残せるグループになれたらなと思います」

TAKUTO「身近なスタッフさんから世界中の方々まで、永遠に愛されるグループでいたいです。"カッコいい"の面はもちろん持ちつつ、それだけじゃない何か愛されるものがあるといいなって。そういうグループを目指していけたらなと思います」

■4人へのQ&A!「自分に課している"MISSION"」や「これだけは負けない"No.1"」を教えて!

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放送情報

M-ON! SPECIAL 「MAZZEL」 ~MISSIONx2~
放送日時:2023年4月12日(水)23:30~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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