2024年12月31日、念願の「第75回NHK紅白歌合戦」に初出場した5人組男性アーティスト「Da-iCE（ダイス）」。大野雄大と花村想太による4オクターブのツインボーカル、キレが良くて表現力豊かなダンスで魅せる工藤大輝、岩岡徹、和田颯の3人のパフォーマーといった、エンターテインメント性の高いグループで、多くのライブ経験も積んできた。そんな彼らが2025年1月15日から17日にかけての3日間、神奈川・Kアリーナ横浜で「Da-iCE DAY 2025」を行った。その最終日となる1月17日の公演がWOWOWプラスで放送される。

1月17日はDa-iCEにとって大切な日。14年前の2011年1月17日、この日にグループが結成された。4月11日に初ライブを行い、その後もステージの数を増やして経験を積んでいった。2012年12月にミニ・アルバム「Da-iCE」をリリースし、その直後の2013年1月には初のワンマンライブを開催。着実に動員数を伸ばし、2014年1月15日にシングル「SHOUT IT OUT」でメジャー進出を果たした。ユニバーサルシグマからのメジャーデビュー曲はファン投票で決めるという斬新な方法で決まったが、オリコン週間ランキング4位を記録し、注目度の高さが感じられた。

2015年3月に発表された「第29回日本ゴールドディスク大賞」では「ベスト5・ニューアーティスト賞」を受賞。CDセールス、ライブ動員数ともに右肩上がりで、2017年1月17日の結成6周年の日に初の日本武道館公演「Da-iCE PHASE 5 FINAL in 日本武道館」を成功させた。

2019年から2020年にかけての時期はグループにとって大きな転機となった。2019年6月に初のベストアルバム「Da-iCE BEST」をリリース。そして同年12月には27枚目のシングル「BACK TO BACK」をリリースし、グループ史上初のオリコン週間ランキング1位に輝いた。そんな流れの中で、2020年6月にエイベックスに移籍。8月にリリースした移籍第１弾シングル「DREAMIN' ON」はTVアニメ「ONE PIECE」の主題歌に起用され、より広く彼らの存在、楽曲が浸透していった。実はこの時、6ヶ月連続リリースということに挑戦していた。「DREAMIN' ON」に始まり、「amp」「image」「CITRUS」「EASY TASTY」とシングル5作を連投。2021年1月に、その5曲も収めたアルバム『SiX』が"6ヶ月連続"の締めとしてリリースされた。