――新曲について伺います。小林さん主演のドラマ『ミナミの帝王ZERO』の主題歌ということもあって、小林さんが主人公のミュージックビデオになっていますね。
小林「そうですね。内容は、仲間っていうものを描きたいということで。戦いには負けたけど、仲間のためにあれだけ熱くなれるのっていいよな、って。あえて負けることの美学みたいなものを描いています」
――見てほしいポイントはありますか?
小林「ツッチーはド失敗して(監督の)品川(ヒロシ)さんにイジられたことだよね」
土田「そこはカットされた部分や。リップシンクって口パクで歌に合わせるじゃないですか。僕、他の人のパートまで口パクしてたんです。3人で撮るときに真ん中にいたんで、前半一番がまったく使えないっていうミスを犯してしまったんですけど......。そこではなく、見どころは各々の個性が際立ったアクションじゃないですかね!僕は一生懸命パンチしてるんですけど、ちょっとだけ弱そうっていう」
――そういう指示だったんですか?
土田「いや、僕が自然に弱そうっていうだけです(笑)。品川さんいわく、『一生懸命やってるよね、ツッチーらしくていいね』って。なので僕、アクションよりもやられてるシーンが2回あります(笑)」
――平松さんはいかがですか?
平松「自転車に乗っているときの僕の表情が、かっこよかった気がします」
小林「そんなことないよ」
土田「つぶしたるな!せっかく絞り出したんやから。1回聞け(笑)!」
平松「かっこいいって、顔じゃないよ。男らしい雰囲気や、『これから戦いにいくぞ』っていう表情が、我ながらよかったかなと!」
――では最後、小林さんはいかがでしょうか。
小林「今回は、昔ながらのスタイルでカラーの学ランと、別バージョンの真っ白な学ランを作っていただきました。白い学ランで歌っているシーンは、すごく大人というか、儚さを表現できたかなって。誰もカラーがついていないって新鮮だと思うので、そこは見どころかと思います!」
文=小林麻美 撮影=後藤利江
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■CDリリース情報
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