進化を続ける5人組・Da-iCEが、熱いライブでファンを魅了！

ツインボーカルを務める花村想太と大野雄大、そしてキレの良いダンスで魅せる工藤大輝、岩岡徹、和田颯の5人によるボーカル＆ダンスグループ"Da-iCE"。ファン投票によってメジャーデビュー曲を決めるという斬新な試みで、2014年1月「SHOUT IT OUT」でメジャー進出を果たした。

昨年は6月6日に初のベストアルバム「Da-iCE BEST」をリリース。さらに間髪を容れず全国ツアー「Da-iCE BEST TOUR 2019」を行った。6月9日に新潟から始まったこのツアーはファイナルの熊本まで5ヶ月に及ぶロングツアーとなった。

しかし、それで終わりではなかった。年を越えて「Da-iCE BEST TOUR 2020 -SPECIAL EDITION-」と銘打って、2020年1月10日・11日に東京・国立代々木競技場 第一体育館、2月29日・3月1日に大阪・大阪城ホールでのアリーナ公演を開催。東京公演では、2日間で2万人の動員数を記録した。

ライブはメジャーデビュー曲の「SHOUT IT OUT」から、8thシングル「WATCH OUT」、ベストアルバムのために作られた新曲「イチタスイチ」、3rdシングル「ハッシュハッシュ」、6thシングル「エビバディ」、11thシングル「トニカクHEY」、14th「FAKESHOW」、そして昨年12月にリリースされた最新シングル「BACK TO BACK」まで、ベストアルバムに収録されたヒット曲を中心に30曲を披露。

渋谷のライブハウスからスタートした彼ら。MCで「渋谷の一番小さな会場から一番大きな会場まで一緒に歩んでこれて幸せ」と言っていた通り、渋谷にある大きな会場でのライブは感慨深いものがあったようだ。アンコールでの「Live goes on」という選曲も、ここからまだまだ続いていくという強い気持ちの表れであろう。

実際、この日のライブにおいて、春に1年半ぶりのオリジナルアルバム「FACE」がリリースされること、そして2021年に初の全国アリーナツアー「Da-iCE ARENA TOUR 2021」を行うことが発表された。その前に、今年の5月から自身最大規模となるファンミーティング「Da-iCE a-i contact TOUR 2020」も決定しているので、ファンにとっては楽しみがますます増えたというところだろう。

以前からいろんなチャレンジをしてきたDa-iCE。最近も昨年12月にシングル「BACK TO BACK」を最新型自動販売機「Da-iCE CD自動販売機〜3156〜」で販売した他、花村想太がバンドプロジェクト「Natural Lag」をスタートさせたり、和田颯が1stソロ写真集「25」を発売するなど、個々の活躍も精力的に行っている。「Da-iCE BEST TOUR 2020 -SPECIAL EDITION-」の東京公演の模様は3月15日(日)にフジテレビTWOで放送されることが決定したので、TVの前で一体感のある熱いライブを体感したい。

文＝田中隆信

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