小林幸子「演歌歌手の垣根を越えて歌手でいいかなって」

「宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星」の'21年最初の放送となる200回記念回に出演する小林幸子さん。小林さんは今回で4度目の出演となる。

「司会の宮本さんはNHK時代からよく知っていますが、歌い手のことをすごく分かってくださっているんです。この番組の魅力は、宮本さんの持つ空気ですよね。安心感があるので『この番組では心の扉を一つ開けて話そうかな』なんて思っていたら、気付いたらどんどん開けちゃっていて。これ、宮本マジックです(笑)」

番組で歌唱するのは「おもいで酒」と「しろくろましろ」の2曲。「おもいで酒」は'79年に大ヒットした、小林さんの代表曲だ。一方の「しろくろましろ」はロックボーカリスト・松岡充との異色ユニット"シロクマ"として発表した作品。

「以前は"歌謡曲とロックは違うもの"と考えていたんですけど、どんなジャンルの音楽も、聴く人の心に入ったら宝物になるわけですから"同じ"なんですよね。そんなふうに考えが変わったのは、いろいろなところでエンターテインメントの部分で"人を楽しませる"ということを教えてもらった結果だと思うんです」

宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星」に出演する小林幸子

実際、小林さんの活動は"演歌歌手"というくくりには収まらない。

「10歳で『ウソツキ鴎』でデビューした時に知ってくれた方は"ちびっこさっちゃん"というイメージでしょうし、『おもいで酒』がヒットして知ってくれた方は"演歌歌手"。40代半ばでポケモンの主題歌を歌わせてもらうことになって、劇場版第1作(『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』)のエンディング曲『風といっしょに』を歌いました。その映画を見て、歌を聴いた子たちにとっては"アニソンの小林幸子"なんです(笑)。その後、イベント『ニコニコ超会議』に出させてもらった時に、ポケモンの歌を聴いていた世代の子たちが来ていて。"演歌"というくくりは関係ないんですよね。自分のことを面白がって、楽しんでくれるんだったら垣根を作らず『歌手です』だけでいいんじゃないのかなって(笑)」

肩書不要の活躍ぶりの小林さんに、'21年の目標を尋ねると「ありません」という驚きの答えが返ってきた。

「出会った人やお仕事によって、目標は変わりますから。思い通りに生きられないのが人生。'21年も何があるのか、私自身楽しみにしています」

こばやし・さちこ●'53年12月5日生まれ、新潟県出身。'64年、10歳時に「ウソツキ鴎」でデビューし、'79年「おもいで酒」が200万枚突破の大ヒット。歌唱活動の他、映画、テレビドラマ、声優、バラエティなど多方面で活躍。ニコニコ動画などで若い世代からも支持されている。

撮影=石塚雅人 取材・文=田中隆信

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放送情報

宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星 ~演歌・歌謡曲情報バラエティ~
放送日時:2021年1月14日(木)17:00~
小林幸子 世界遺産「薬師寺」復興祈願コンサート ~歴史を守り愛しむ特別な一夜をあなたと~
放送日時:2021年1月14日(木)18:00~
チャンネル:歌謡ポップスチャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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