2020年レコ大受賞!「鬼滅の刃」ブームの一翼を担ったLiSAの足跡、魅力を紐解く

2020年に17thシングル「炎」で第62回日本レコード大賞を受賞したLiSA。LiSAといえば、2019年にアニメ「鬼滅の刃」の主題歌としてリリースした15thシングル「紅蓮華」で一躍トップアーティストの仲間入り。2020年に日本中を席巻した「鬼滅の刃」ブームの立役者であり、突如として音楽シーンに登場した令和の歌姫というイメージを持つ人も少なくないだろう。だが実は、アニソン界では有名な女性アーティストの1人。知っている人には釈迦に説法ではあるが、今回はLiSAの足跡と彼女の魅力を紐解いてみたい。

岐阜・関市出身のLiSAは2010年、アニメ「Angel Beats!」の作中バンド、2代目ボーカルに抜擢され、LiSA名義でメジャーデビュー。翌年4月に1stミニアルバム『Letters to U』でソロデビューし、11月には初シングル「oath sign」でオリコン週間5位を獲得。さらに、12月に初の単独ワンマンライブで約2000人を動員した。

初シングルから数々のアニメ作品のオープニングテーマ、エンディングテーマを担当し、軒並みオリコンチャート入り。2015年には日本武道館でワンマンライブを行うなど、"アニソン界の歌姫"の地位を確立した。

2018年にはベストアルバム『LiSA BEST -Day-』『LiSA BEST -Way-』をリリースし、オリコンアルバムチャート1位2位独占を達成。2019年に第70回NHK紅白歌合戦に初出場し、2020年に「炎」で自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得。さらに、「炎」と同時にリリースした5thフルアルバム『LEO-NiNE』でも自身2度目となるアルバムチャート1位に入り、令和初のシングル・アルバム同時1位を達成した。

こうして足跡を辿ってみると、近年まで一般的な知名度が付いてきていなかったことが不思議であることが分かるだろう。逆に言えば、「紅蓮華」でのブレイクは必然であったと言える。

そんな彼女の魅力はどんなところにあるのだろうか?それは圧倒的な"力強さ"にある。

その"力強さ"を構成する要素として、まず挙げられるのはパワフルボイスだ。高音の楽曲が多いにも関わらず、伸びやかでハリのある歌声が聴く者に高揚感を与える上、息遣い、ファルセット、抑揚、ウィスパーボイス、ビブラートなどあらゆるテクニックを操りながらも声量を損なわないパワフルさがある。

次に、凄まじいパフォーマンス力も重要なポイントだ。LiSAは歌唱だけでなく楽曲制作にも携わっており(※歌唱のみも楽曲もある)、楽曲作りについて「作品に関わる時はまず作品を読み込むところから始めて、自分が感情移入できるキャラクターや場面を1度自分に憑依させた上でLiSAとして書いていく」と明かしている。作品の世界観を踏襲しながらも自身の内なる思いを楽曲で表現しているためパフォーマンスに説得力が増し、楽曲に込められたメッセージが聴衆の心にダイレクトに伝わる。だからこそ、彼女のパフォーマンスには作品の核となる部分が宿り、作品の世界観を感じることができるのだ。

そして何より、ソロデビューから約10年という経験が下支えしていると言えよう。LiSA自身、「うまくいく時ばかりではなかった。でもそこで経験できた強さ、だからこそ強くなれた部分がたくさんあるなと思います」と語っており、"ロックヒロイン"としての地歩を固める要因として挙げている。

これらを踏まえて彼女のライブパフォーマンスを観ると、より深く彼女の魅力を感じることができるはずだ。

そんな彼女が2020年12月12日に開催したオンラインライブ「ONLiNE LEO-NiNE」の模様が、1月17日(日)にTBSチャンネル1で放送される。ノーカットのライブ本編に加え、舞台裏の密着映像や独占インタビューも収録されており、 "力強い"ライブパフォーマンスと"力強い"ライブに懸ける熱い思いを堪能することができる。

2020年音楽シーンの台風の目となったLiSAの最新のライブをぜひ目撃してほしい。

文=原田健

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放送情報

LiSA ONLiNE LEO-NiNE LiVE&DOCUMENTS
放送日時:2021年1月17日(日)21:00~
チャンネル:TBSチャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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