デビュー4周年を迎えたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE、その魅力を紐解く

EXILE TRIBE随一の16人という大人数グループTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEが、2月24日(水)に3枚目のアルバム『REBOOT』をリリースする。2度目のアリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 "RMPG"』をスタートさせ、4公演を終えたところで新型コロナウイルスによる政府の自粛要請に従いツアーが中止になってしまった2020年を経て、2021年一発目に"再起動"を意味するアルバムをリリースするTHE RAMPAGEを紐解く。

■3つのオーデションで選ばれた16人で2017年1月にデビュー

THE RAMPAGEの結成は2014年。EXILE TAKAHIROを筆頭に、歴代TRIBEのボーカリストを排出してきた「VOCAL BATTLE AUDITION」4回目のファイナリストであるRIKU、川村壱馬、吉野北人、そして「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」参加者だった長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨、さらに「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」ファイナリストの与那嶺瑠唯、浦川翔平、武知海青、参加者だったLIKIYA、陣、神谷健太、山本彰吾、岩谷翔吾、藤原樹が、2度にわたる全国行脚「武者修行」に耐えたのち、2017年1月25日にシングル「Lightning」でメジャーデビューを果たし、先日デビュー4周年を迎えたばかり。

THE RAMPAGEが兄グループEXILE、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、GENERATIONS from EXILE TRIBEと異なるのは、3ボーカルという点。しかも川村壱馬は、TRIBE初のボーカル＆ラップを担当。"暴れ回る"を意味するグループ名、そしてTRIBE初となる16人という大人数は、彼らのダイナミックでアグレッシブなライブパフォーマンスを見れば納得だ。

またTHE RAMPAGEには、LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀というパフォーマー5人で結成された「MA55IVE THE RAMPAGE -マッシブ ザ ランペイジ-」という派生のヒップホップユニットがある。その原型は、初ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 "GO ON THE RAMPAGE"』に見られ、初アリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 "THROW YA FIST"』で初めてMA55IVE THE RAMPAGE -マッシブ ザ ランペイジ-というグループ名を冠し、オリジナル曲を披露した。そのMA55IVE THE RAMPAGE -マッシブ ザ ランペイジ-が、新作アルバム『REBOOT』のリード曲「SILVER RAIN」に参加していることも、このアルバムの大きなトピックスになっている。

■圧巻のパフォーマンス&音楽以外の活躍にも注目

パフォーマンスでは、LIKIYAを中心にメンバーが振付を手がけているが、MA55IVEだけでなく、龍はMPC(サンプリング＆シーケンスマシン)を操ったり、浦川翔平はDJプレイを披露したり、パフォーマー陣もライブではダンス以外の特技を見せる多才なメンバーが多い。

音楽面以外にも、メンバー各人がそれぞれの芸能ジャンルで活躍。ボーカルの川村壱馬はドラマ＆映画『HiGH&LOW THE WORST』主演、吉野北人は映画『私がモテてどうすんだ』主演など、俳優としても活躍。リーダーの陣とボーカルのRIKUは、ラジオや番組でのMCを担当。筋肉自慢の武知海青は、ボディコンテストで総合優勝を果たしている。

2021年、アルバム『REBOOT』のリード曲「SILVER RAIN」で久々に"暴れん坊"らしい楽曲で勝負に挑むTHE RAMPAGE。MUSIC ON! TV（エムオン!）では『REBOOT』の発売を記念し、2月20日(土)に「朝から晩まで！THE RAMPAGE from EXILE TRIBE大特集！」が放送される。

LDHが"エンターテインメント完全復活"を目指して、TRIBEを集めて開催するドームツアー『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021"RISING SUN TO THE WORLD"』が久々のファンとの再会の場となるはず。2021年も暴れ続けるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEから目が離せない。

文＝坂本ゆかり

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