1年の締めくくり!BUCK-TICKが日本武道館ライブで届けた希望

BUCK-TICKにとって、ファンにとって、毎年12月29日は特別な夜。日本武道館でこの日を迎えないことには1年が終わった気がしないという人も多い中、2020年の同日に『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』と題して、改装を終えた武道館で2020年初の有観客ライブが開催された。

同日にWOWOWメンバーズオンデマンドにて生配信されたこの日のライブが、2月28日(日)にWOWOWライブにて放送される。メジャーデビューから30年以上不動のメンバーで、ミュージシャンからもリスペクトされ続けているBUCK-TICKがコロナ禍の中、放ったメッセージとは?

「BUCK-TICK ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020」より

■恒例の日本武道館はひときわ特別な一夜に

2019年の12月29日は日本武道館が改修工事中だったため、会場を国立代々木競技場第一体育館に移してライブが開催されたが、2020年、約束の日にBUCK-TICKは聖地、武道館に立った。そもそも『THE DAY IN QUESTION』というタイトルのもと、彼らがこの日に武道館でライブを開催したのは2001年にまで遡る。通常の作品を携えたツアーとは違う自由なセットリストで行われたステージは、その後も幾度となく開催されてきた。

今回の武道館がBUCK-TICKにとってもファンにとっても、いつにも増して特別な夜だったのは言うまでもないだろう。新型コロナウィルス感染拡大の影響で9月にリリースされたアルバム『ABRACADABRA』を掲げた全国ツアーの開催は中止を余儀なくされ、デビュー記念日の9月21日には初の無観客生配信ライブ『ABRACADABRA LIVE ON THE NET』を実施。全国23箇所でフィルムコンサートを行なうなど、同じ空間を共有することが困難だったからだ。『ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020』と題されたのも最新アルバムの楽曲たちを体感したいと渇望しているファンに届けたいという想いが根底にあったからなのだろう。

■未来に向かう意志と希望を届けたライブ

本編で『ABRACADABRA』に収録されたナンバーをたっぷり届けたライブは有観客ならではの空気がパッケージされたもの。声援を送れない代わりに大きな拍手で応える客席の想いに応えるアクト。アバンギャルドでありながら、キャッチーでロックンロールでパンクでロマン溢れるBUCK-TICKにしか生み出せない楽曲たちが放たれていき、不測の事態に戸惑い、傷を負った人たちの心を照らした。

コロナ禍の中、書かれたという「ユリイカ」で会場にピースサインが溢れ、アンコールでは医療関係の方に捧げると告げた曲が贈られた。「行こう、未来へと。行こう!」というVocal・櫻井敦司の言葉のあとに「New World」を披露したのも見どころ。終演後には2021年秋にツアーが開催されること、1年後の12月29日に日本武道館でライブを行なうことも発表された。

文=山本弘子 撮影:田中聖太郎

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放送情報

BUCK-TICK ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020
放送日時:2021年2月28日(日)18:00~
チャンネル:WOWOWライブ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

BUCK-TICKの放送情報はスカパー!公式サイトへ

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