BiSHが人気曲をアコースティックで披露！「新しく出逢うような気持ちで聴いてほしい」

BiSHが「MTV Unplugged」に出演し、一夜限りのアコースティックライブで「オーケストラ」「BiSH-星が瞬く夜に-」といったグループの代表曲や、ニルヴァーナへのリスペクトを込めて彼らが同番組でカバーしたデヴィッド・ボウイの「The Man Who Sold the World」などを披露する。

同番組は、世界中のトップアーティストが出演し、独創的で個性あふれるアコースティックライブの源流として歴史を刻んできた伝統的な音楽番組で、日本制作としては通算40作目。6月12日(土)にMTVで放送される。

今回、収録後のメンバーにインタビューを行い、伝統的な番組に出演した想いやアコースティックライブの感想などを語ってもらった。

――収録の感想は？

モモコグミカンパニー「『MTV Unplugged』のステージということですごく緊張しちゃったんですけど、自分自身で楽しみながらBiSHの曲を歌えたのでよかったです！」

ハシヤスメ・アツコ「"音を楽しむ"ということを純粋に体験できて、音楽の波に溺れることができました！BiSHの曲がいつもと違って聴こえて、また次のライブで(収録で披露した曲を)原曲でやったら聴き方も変わってるんだろうなって思って、早くライブがやりたくなりました」

アイナ・ジ・エンド「私たちよりも多くリハーサルをしてくれたバンドメンバーのおかげで今日があったと思うので、アコースティックアレンジで楽曲を再構築してくれたバンドメンバー、スタッフさんに感謝だなって思いました」

セントチヒロ・チッチ「ライブは生き様を見せられる場所だと思ってやってきたのですが、今日はこれまでとは違った感覚があって、"楽しみながら曲を届けられている"というのを体感して歌わせていただくことができました。リハーサルで、バンドさんが作ってくれた音と私たちの声が一緒になった時の"曲が生まれ変わっていく感じ"がとても楽しくて、BiSHとして新しい顔が見せられたと思います」

アユニ・D「『MTV Unplugged』はニルヴァーナやKISSなど、伝説的なカッコいいバンドやアーティストの方々が立ってきたステージで、まさか自分たちが同じ『MTV Unplugged』というステージでライブができるとは思っていなかったのですごくうれしかったし、貴重なことだなって思って、自分の宝物になるような日でした」

リンリン「いつものBiSHのライブは"強くて尖っている"イメージなんですけど、こんなに柔らかい感じでやったのは初めてだったので、改めて『メンバーの声がすごくいいな』って思ったり、『この曲、こんなにハッピーなんだ』って思ったり、新しい発見がたくさんあって楽しかったです」

――披露した楽曲の中で印象的だった曲は？

アユニ「今回のセットリストは割といつものBiSHとはまた違って、儚いアレンジや歌い方が必要な曲が多かったんですけど、『SMACK baby SMACK』と『HiDE the BLUE』はBiSH特有の遊び心のある歌い方とか発音の仕方、クセなどを入れ込んでみたことで、BiSHらしさもちゃんと混じった仕上がりになっていて、私はその2曲が特に印象に残っています」

アイナ「『リズム』は歌いながら感動してしまう場面がありました。あと、本番を終えて思ったのが、『オーケストラ』がめちゃめちゃよかったなって！チッチの歌声がアコースティックだと、より一層きれいに透き通っているんだけど儚くも聴こえて、『この1曲目、めちゃめちゃいいな～！』って思いながら歌ってました(笑)」

チッチ「私は『I'm waiting for my dawn』ですね。去年のコロナ禍の中で制作して、『LETTERS』というアルバムにも入れさせていただいた、すごく思い入れの詰まった曲なので。アコースティックアレンジの音もすごく心地よかったんですけど、『メンバー1人1人の言葉を大切に届けられているな』って思って、歌いながらグッときました。この曲を『MTV Unplugged』で歌えてよかったなって思いました」

アツコ「『スーパーヒーローミュージック』は元々好きな曲なんですけど、横揺れしたくなるような原曲とは違うアレンジに仕上がって、『このアレンジでライブやりたいな』って思うくらい好きになりました」

モモコ「私は『VOMiT SONG』のアレンジが好きです。BiSHの中でも好きな曲なのですが、散歩の時とかに聴いているような雰囲気で歌えたのがうれしかったです」

リンリン「『VOMiT SONG』は私の学生時代のモヤっとした気持ちを歌詞に書いたんですけど、今回のアレンジと(学生時代のモヤっとした)そういう気持ちを乗り越えた今のハッピーな気持ちがすごく重なったので、いつもはちょっと苦しい気持ちになって歌ってしまうこともあるんですけど、今日はハッピーな気持ちで歌えました」

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