約2年ぶり、待望のニューアルバム!デビュー25周年を迎えたゆずの変わらない魅力

3月23日に約2年ぶりとなる待望のニューアルバム『PEOPLE』をリリースしたゆず。そんなゆずは、今年デビュー25周年という大きな節目を迎えている。リーダー・北川悠仁とサブリーダー・岩沢厚治が生み出す美しいハーモニー、そして共感度の高い歌詞、キャッチーで耳に残るメロディーライン。まさに最強のデュオと言える。

ゆずは1997年10月25日にミニアルバム『ゆずの素』をリリースしてデビュー。「てっぺん」「する〜」などを収録したインディーズ唯一の作品となるが、7曲中5曲が路上ライブで録音されているところにゆずらしさを感じる。ゆずといえば、横浜出身、そして路上ライブ。横浜・伊勢佐木町の松坂屋の前で路上ライブを行い、ファンを着実に増やしていった。

トイズファクトリーの稲葉社長が彼らの路上ライブを偶然見かけたことがメジャーデビューへと繋がっていった。メジャーデビュー後も路上ライブを続けたが、人が集まりすぎるため安全性を考え、1998年8月30日で終了となった。その路上ライブ最終日には台風で悪天候だったにもかかわらず7500人ほどのファンが集まった。

1998年2月にミニアルバム『ゆずマン』でメジャーデビュー。同年6月に1stシングル「夏色」、7月に初のフルアルバム『ゆず一家』、9月にアルバムからのリカットシングル「少年」を立て続けにリリースし、ゆずという存在は全国に知れ渡ることに。この時期、アコギを始めたり、路上ライブを行う人が急激に増えたのは、もちろんゆずの影響。 1アーティストのブレイクということではなく、一大ムーブメント、社会現象となっていた。

2000年5月に発売した9枚目のシングル「嗚呼、青春の日々」で初のシングルランキング1位を獲得。続く「飛べない鳥」では自身の売上枚数の記録を更新するなど、リリースごとに人気が高まり、2001年には東京ドームでのライブも実現。

「栄光の架橋」など、その後も多くのヒット曲を生み出しつつ、ライブも精力的に行なっていったゆず。音楽の幅は広がっていくが、核となる部分にブレはなく、2001年の東京ドーム公演もそうだが、2015年8月にも2人だけのライブを行い、昨年、デビュー記念日でもある10月25日に行なった11年半ぶりの日本武道館単独公演も2人だけの弾き語りライブを開催している。10年、20年、25年経っても、ゆずの楽曲はその時の輝きを保っていて、それに加えて月日と共に味わい深さも増している。

25周年のアニバーサリーイヤー、ゆずはますます活動を精力的に行なっている。3月に16枚目となるニューアルバム『PEOPLE』をリリースしたばかりだが、6月には17枚目のオリジナルアルバム『SEES』をリリースする。同年内に2枚のオリジナルアルバムをリリースするのはゆず史上初。現在は、4年ぶりの全国アリーナツアーの真っ最中ということで、更なる進化を遂げそうな"ゆず"に改めて注目したい。

文=田中隆信

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ゆず LIVE HISTORY @ SPACE SHOWER TV Part1

放送日時:2022年4月10日(日)19:00~

チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV 

ゆず LIVE HISTORY @ SPACE SHOWER TV Part2

放送日時:2022年4月10日(日)20:00~

チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV

V.I.P. -ゆず-

放送日時:2022年4月10日(日)21:00~

チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV

ゆず MUSIC VIDEO SPECIAL

放送日時:2022年4月10日(日)22:30~

チャンネル:音楽・ライブ! スペースシャワーTV 

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