今となっては俳優として順調なキャリアを築いているシワンだが、もともとはパク・ヒョンシクらと活動を共にしていたアイドルグループ・ZE:A(ゼア)が芸能活動の出発点。2010年にデビューしたZE:Aは、日本進出も果たし高い人気を誇っていたが、シワンは歴史ドラマ「太陽を抱く月」(2012年)への出演をきっかけに徐々に俳優業へとシフト。まさに"演技ドル"の先駆け的存在だ。
シワンは今でもアイドルという自身のルーツを大切にしており、俳優活動と並行してファンコンサートを開いたり、様々な作品のOSTに参加したりと、アーティストとしての活動も継続。そのパフォーマンス力は健在で、「私たちのブルース」「その年、私たちは」など数多くのヒットドラマのOSTでも知られる10cm(シプセンチ)の「Phonecert」をソンビンとデュエットで披露し、見事な歌声を響かせた。
イントロでの透き通るような高音フェイクで場内を沸かすと、その後も、客席の歓声を煽るかのように耳に手を当てる仕草を見せ、ソンビンともコミカルな寸劇まで披露したりと、スター性が垣間見える余裕たっぷりのステージを展開。美しいハーモニーを奏で、最後は体を合わせながらハートを作るなど、2人の息ぴったりの様子には、会場からも大きな拍手が贈られていた。
またトークでは、番組への出演を切望したソンビンがシワンに頼み込んで今回のオファーが実現したという裏話にも言及。すると、番組側からシワンに連絡したのが収録の3日前だったという驚きの秘話を暴露したAKMUの兄・チャンヒョクに対して、「私はいつでも心の準備ができている」と茶目っ気たっぷりのコメントで応酬したシワン。
放送情報【スカパー!】
THE SEASONS~AKMUのLAST GOODBYE
第14回(イム・シワン、イ・ソンビ出演回)
放送日時:2024年2月24日(土)1:15~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります
詳しくはこちら