今年の4月に70歳を迎えたジャッキー・チェン。アジアが生んだ大アクションスターも気がつけば古希だが、コンスタントに出演作が日本で公開されるなど年齢を感じさせない活躍を続けている。
「ライジング・ドラゴン」(2012年)で体を張った危険なスタントは卒業したものの、いまだにアクションをこなす姿はまさに超人。そんな彼の"映画人生の集大成"といえるのが、初主演作「タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章」(1973年)から半世紀経った"50周年記念作品"として公開された「ライド・オン」(2023年)だ。
1月5日(日)にWOWOWシネマにて放送される本作は、ジャッキーが初めてスタントマンを演じたアクション。自身もスタントマンとしてキャリアをスターとさせているジャッキーにとって、"原点"であり節目にふさわしい1作だ。
香港映画界でスタントマンとして活躍したものの怪我を機に一線を退いたルオ(ジャッキー)は、借金取りから逃げながら愛馬チートゥと共に中国の撮影所で暮らしていた。しかし、友人の借金トラブルからチートゥが連れ去られてしまい、愛馬を取り戻すべく老体に鞭打って奮闘していく。
路面電車や食堂、山岳、城など様々なシュチュエーションでのアクションも満載で、レジェンドらしい貫禄のある姿で健在ぶりをアピールしているジャッキー。そんな本作には、ルオがスタントを務めたという設定でかつての作品の名アクションの数々も登場する。
「プロジェクトA」(1983年)での時計台落下をはじめ、「ポリス・ストーリー/香港国際警察」(1985年)でのデパート感電落下や傘でのバスぶら下がりなど、アイコニックなアクションが次々と映し出されていく。名場面のメドレーとしても楽しむことができるが、改めてジャッキーのアクションの凄まじさを思い知らされる。
放送情報【スカパー!】
ライド・オン
放送日時:2025年1月5日(日)21:00~
チャンネル:WOWOWシネマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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