完全体での出演とあって、"教室"のロッカー前には見慣れないバンドセットがスタンバイ。「知ってるお兄さん」限定のメドレーを準備してきた3人は、盛り上がるレギュラー陣を前にコンサート級のパフォーマンスを披露した。

1stミニアルバムに収録されている代表曲「I'm a Loner(ひとりぼっち)」から始まり、「Intuition(直感)」「I'm Sorry」、そして「X」のタイトル曲でありヨンファが作詞・作曲に参加しているロックバラード「A Sleepless Night」と、CNBLUEのキャリアを象徴する名曲たちを情熱的に披露した3人。ヨンファのロックなシャウトも教室に響き渡り、"デビュー15年目"の風格をパワフルなライブ演奏で証明してみせた。

トークコーナーでは、ライブでの失敗談について「ミンヒョクは小さいミスはないんだけどドラムで大きいミスをする」と言い放ち、爆笑を誘ったヨンファ。

一方のミンヒョクとジョンシンも舌戦に加わると、「一度もケンカをしたことがないのが自慢だ」とグループのチームワークに胸を張るヨンファに対し、すかさずジョンシンが「この際だから言うけど...残念ながら10数年積み重ねてきてるものがある」とヨンファに抱いている意外な"不満"を暴露する場面も。ヨンファに劣らぬ軽快トークで盛り上げていた。

このほか、お題に沿った曲名クイズや歌詞当てクイズに興じ、レギュラー陣と楽しい時間を過ごした3人。デビューから15年、バンドとしての実力はもちろん、第一線で活躍し続けるCNBLUEの"バラエティドル"としての魅力が垣間見えた出演回だった。

文＝酒寄美智子