昨年の大晦日、韓国・SBSのドラマ授賞式「2025 SBS演技大賞」が開催された。2度目の大賞に輝いたイ・ジェフンの「復讐代行人3~模範タクシー~」を筆頭に、主要部門である最優秀演技賞に「埋もれた心」(パク・ヒョンシク)や、「わたしの完璧な秘書」(ハン・ジミン&イ・ジュニョク)といったヒット作が並ぶ中、確かな存在感を放っていたのが、同賞のヒューマン・ファンタジー部門を獲得した「鬼宮(ききゅう)」(ユク・ソンジェ&キム・ジヨン)。この輝かしい受賞の結果を受け、1月21日(水)からはKNTVにて本作の一挙放送がスタートする。
(C)SBS
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ヒット作がひしめく2025年のSBSドラマにおいて、「鬼宮(ききゅう)」に高い評価が集まった要因の1つに、ユク・ソンジェの変幻自在な熱演がある。
ボーイズグループ・BTOBのメンバーとしてデビューし、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016年)で俳優としての地位を確立した彼が、初の時代劇となる本作で一人二役を見事に演じ切った。王から厚い信頼を得る検書官ユン・ガプと、その体に取り憑いてしまった悪神カンチョリという、真逆ともいえる善悪のキャラクターだ。
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品行方正で誠実なガプとしての佇まいと、奔放で傲慢なカンチョリとしての顔。ユク・ソンジェは、声のトーンや表情、細かな仕草に至るまで、「外見は同じだが別人」という鮮やかな演じ分けを見せている。特に、人間界の五感や秩序に触れることで少しずつ人間らしさを帯びていくカンチョリの様子は、"どこか憎めない悪神"としてのチャーミングな魅力に溢れている。"憑依演技の名手"とまで称される彼の真骨頂ともいえる豹変ぶりが楽しい。









