実生活ではイ・ビョンホンの良き妻、イ・ミンジョンが演じる"ワケあり女"がハマり過ぎ!

2013年に俳優のイ・ビョンホンと結婚し、自身も女優やモデルとして活躍するイ・ミンジョン。トーク番組やInstagramでは、結婚生活や2015年に誕生した一人息子のエピソードを明かし、良妻賢母として知られている。38歳となった今もなお抜群のスタイルと美貌を兼ね備え、仕事とプライベートを両立させる姿は、多くの女性の憧れの的だ。

「一度行ってきました(原題)」

(C)KBS

■近年演じてきた背筋がゾクゾクするようなクセのある役柄

ドラマ「愛・共感」(2005年)でデビューを果たし、「花より男子~Boys Over Flowers」(2009年)でF4のリーダーの婚約者役を演じ一躍トップスターの仲間入りを果たしたミンジョン。ビョンホンとの結婚により一層注目を集めるようになってから出演したドラマでは、ひと癖ある役柄を演じることが多かった。

2014年のラブコメディ「ずる賢いバツイチの恋」では、多額の借金を残しながらも離婚後にSNS事業で大成功した元夫に復讐するため、誘惑を仕掛けるヒロインに。また2018年にも「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」で奈落の底から這い上がるために"女"を使って一人の男を翻弄するという強烈なキャラクターを演じた。どちらの役柄も精神的に自立しているものの、金銭面の苦労から上昇志向を持ち、そのためには男を利用することも厭わない。美しいミンジョンの容姿があるからこそ、ギャップのある姿に惹きつけられてしまうのかもしれない。

「一度行ってきました(原題)」

(C)KBS

■一筋縄ではいかない男女関係を表現するイ・ミンジョンの演技

そんなミンジョンの主演最新作「一度行ってきました(原題)」では、現実的でしっかり者の小児専門病院の内科医でありながら、同じ病院で働く夫との関係に悩むヒロインを演じている。6月27日(土)からKBS Worldにて放送される本作は、親と子どもの間の離婚に対する意識の溝と危機を乗り越えることで、それぞれの幸せを見つけていくホームドラマだ。

「一度行ってきました(原題)」

(C)KBS

ミンジョンは1男3女のソン家の次女であるナヒに扮する。ナヒと夫のユン・ギュジン(イ・サンヨプ)は、病院での激務に加え、流産や姑との関係などの問題から夫婦関係が悪化。ついにナヒは夫との離婚を決意してしまう。几帳面で気の強い性格のナヒが夫ギュジンに向けるのは冷ややかな眼差し...序盤からナヒとギュジン夫婦のギクシャクした関係性が窺えるが、"夫婦あるある"が盛り込まれた彼らの会話には共感必至。彼らがどんな選択をして、どんな幸せを探し出すのかに注目だ。

「一度行ってきました(原題)」

(C)KBS

充実した夫婦生活を送る現実とは異なり、ドラマでは夫や恋人と一筋縄ではいかない関係を表現するミンジョン。視聴者の期待に応えつつも、予想を超える振り切った演技で女優魂を見せつける彼女の姿は、ますます輝いてみえる。年齢を重ねるにつれて女優としての魅力が増していくミンジョンのこれからに期待したい。

文=津金美雪

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放送情報

一度行ってきました(原題)
放送日時:2020年6月27日(土)21:40~
※毎週(土)(日)21:40~(2話連続放送)
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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