ファンに愛される神対応!イ・ジュンギが「悪の花」でよりセクシーに変化

「悪の花(原題)」
「悪の花(原題)」

2004年頃から本格的に俳優として活動を始めたイ・ジュンギ。モデル出身の抜群のスタイルと端正なルックスを活かした『王の男』(2005年)での女形芸人役は話題を集めたが、38歳となった今なお、変わらぬ美貌を誇り、息の長い俳優キャリアを歩んでいる。

ジュンギは、日韓合同作品となったドラマ「STAR'S ECHO~あなたに逢いたくて~」(2004年)や、殺し屋を自称する少年を演じてインパクトを残した日本でのスクリーンデビュー作『ホテル・ビーナス』(2004年)などの話題作に立て続けに出演。その後も、宮崎あおい(※「崎」は正しくは「立さき」)と共演した日韓合作の恋愛映画『初雪の恋~ヴァージン・スノー』(2006年)では主演を務めるなど、第1次韓流ブームの追い風もあって、キャリア初期から日本でも抜群の知名度を誇っていた。

イ・ジュンギのセクシーな魅力が詰まった「悪の花(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

端正なルックスから、どこかクールで冷めていそう...という印象を抱いてしまうかもしれないが、ジュンギはファンのことを"家族"と呼ぶなど愛情深いことで有名。ファンサービスも徹底しており、出国時にファンが空港まで見送りに来れば、一人ひとりに握手やサイン、写真撮影を欠かさず、ポージングまでしてくれるという逸話もある。ファンから愛される存在であり続ける一方で、ファンでいることにも誇りを持てる俳優なのだ。

「悪の花(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

ファンにとって待望となるイ・ジュンギ最新作が「悪の花(原題)」だ。Mnetにて1月3日(日)に1話先行放送、1月18日(月)から本放送開始となる本作は、ジュンギにとって「無法弁護士~最高のパートナー」(2018年)以来2年ぶりのドラマ。その内容は、14年間一緒に過ごしてきた夫が、連続殺人犯だったら...?という大胆な設定のサスペンスになっている。

素性を変えて過去を隠して生きてきた男と、夫の過去を刑事として追跡することになる妻。追う者と追われる者の関係は緊迫感に溢れるが、愛する夫の過去を知った時、妻はどうするのか?という夫婦を試すような究極の愛も描かれる。

「悪の花(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

ジュンギが演じているのは、謎に包まれた夫、ペク・ヒソンで、同時に連続殺人事件の容疑者として浮上する"ト・ヒョンス"という一人二役のような複雑なキャラクターだ。

妻に愛しているかと聞かれれば、「当たり前だろ」と愛情深く答え、娘にはこれでもかというほどの愛を注ぐヒソンの温厚な一面を、ジュンギは柔らかな眼差しや物腰穏やかな口調で巧みに表現。「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」(2016年)などの時代劇のイメージを払拭し、年齢を重ねたからこその色気を纏った、大人の男の余裕を見せつけている。

「悪の花(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

しかし、妻と娘に温かい笑顔を見せたかと思えば、後ろを振り向いた次の瞬間、その目元や口元からは温かみが抜け落ち、冷徹なヒョンスの顔に様変わり。恐怖を感じるものの、こちらもどこか危険な男としてのセクシーさが漂っている。対極と言える男の二面性をジュンギは使い分けているが、その演技の巧みさゆえ、果たしてどちらが本当の顔なのかと翻弄されてしまうのだ。

「悪の花(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

そんな夫に疑いを向ける妻ジウォンを演じているのが、「グッド・ドクター」(2013年)などのムン・チェウォン。ジュンギとは2017年の「クリミナル・マインド:KOREA」でも息の合った演技を見せていただけに、本作の肝となる夫婦の愛の揺らぎをどのように表していくのかも気になるところだ。

「悪の花(原題)」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

円熟味を増したイ・ジュンギが異なる2つの表情を見せてくれる「悪の花(原題)」は、彼にとっても新境地と呼べる作品であり、またファンにとっても新鮮に映るのではないだろうか。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

「悪の花(原題)」1話先行放送
放送日時:2021年1月3日(日)19:30~
※レギュラー放送は1月18日(月)より毎週(月)(火)22:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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