K-Cultureフェスティバルのオンライン版「KCON:TACT」に代表されるように、新型コロナウイルスの感染拡大によって、オンラインでの様々な試みが導入されている昨今。K-POP界でも、早々に多くのアーティストたちがオンラインへと舵を切ってきた。
■韓国での圧倒的な支持を受けて、2019年に日本デビューしたASTROの人気ぶり
ASTROもそんなグループの一つ。スペイン語で"星"を意味するグループ名の通り、愛するすべての人たちにとっての星でありたいという想いが込められている6人組ボーイズグループで、2016年にWEBドラマ「TO BE CONTINUED」を通してデビューしたという異色のキャリアを持つ彼ら。韓国ではデビュー前からファンサイトの会員数が1万人を超えるほどで、その圧倒的な人気を受けて日本でも2019年4月にミニアルバム『Venus』でデビューを飾っている。
爽やかで端正なルックスとパワフルなパフォーマンスを誇り、アーティストしての活動だけでなく個々で俳優業にも挑戦するなど多彩な才能を発揮してきた。メンバーのムンビンの体調不良により、2019年末からは5人体制での活動も経験した彼らだが、久しぶりに完全体で登場しファンを大いに喜ばせたステージが、4月17日(土)にMnetにて初放送される「2020 ASTRO Live on WWW.」だ。
■ムンビンが復帰して完全体でのカムバックステージにファンも歓喜!
2020年6月28日に行った初となるオンラインライブ「2020 ASTRO Live on WWW.」は、「Wherever」「Whenever」「Whatever」を略したタイトルのWWWに"どこにいても、いつでも、何でも一緒に楽しむことができる"という想いが込められており、その言葉通りのオンラインならではの多彩かつユニークな演出がなされたステージ構成に。
7枚目のミニアルバム『GATE WAY』のタイトル曲「Knock」の華麗なステージで幕を開けると、5人体制時にリリースされた「Blue Flame」を6人で初パフォーマンス。ムンビンは休んでいた時間を埋めるようなキレのあるダンスと安定した歌声で、待ちわびたファンへ全身全霊でアピールした。メンバーが作詞・作曲、ダンスの振り付けにも参加したという最新曲「No, I don't..」やヒット曲「Baby」まで、完全体ならではのチームワークに歓喜したファンは多かったはずだ。
メインダンサーのラキ、ムンビン、さらにジンジンというダンスを得意とする3人が「Light On」で激しくも色気を感じさせる一糸乱れぬ踊りを舞ったかと思えば、MCでは"顔の天才"ことチャウヌが、メンバーにいじられてタジタジする笑いあふれるやりとりで和ませ、メンバーたちは様々な表情を覗かせた。また、アコースティックバージョンで披露された「12hours」と「Run」では、ギター1本だけというアレンジの中、最年長メンバーのMJが"ハニーボイス"と喩えられる甘い歌声を響かせれば、マンネのユンサナも優しい歌声でファンを魅了。個性豊かな6人それぞれの持ち味を存分に発揮し、改めてASTROというグループの底力を感じさせるステージだったといえるだろう。
■日本でも大人気の「女神降臨(原題)」もまもなく放送!チャウヌの完璧な顔面力は興奮必至
このライブに加え、Mnetでは4月にASTROを特集しており、出演バラエティなどが多数ラインナップされている。中でも注目したいのが、4月4日(日)からは1話先行放送、4月23日(金)から日本初放送がスタートとなるチャウヌ主演ドラマ「女神降臨(原題)」だ。
人気ウェブ漫画の実写化したこの作品は、メイクを通じて誰もが振り向く女神となった主人公とイケメン男子2人が繰り広げる三角関係を描くラブコメディで、チャウヌは学校中の憧れの的であり、主人公の秘密を知る高校生のスホを熱演している。漫画からそのまま出てきたかのような美しいビジュアルや、クールだが時折覗かせる笑顔などツンデレな魅力にあふれた姿は興奮必至で、原作人気の高い日本でもその期待値が高まっているのだ。
デビュー5周年を迎え、アーティストとしてはもちろん、メンバーの個人活動でも今後さらなる飛躍を見せるであろうASTRO。2ndフルアルバムを提げてのカムバックも4月には控えている今こそ、彼らに改めて注目しておきたい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
2020 ASTRO Live on WWW.
放送日時:2021年4月17日(土)21:00~
「女神降臨(原題)」1話先行放送
放送日時:2021年4月4日(金)19:30~
※レギュラー放送は4月23日(金)より毎週(金)(土)21:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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