日本版リメイクで再注目!愛妻家のチソンが「知ってるワイフ」で見せた抜群のリアリティ

「知ってるワイフ」
「知ってるワイフ」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

関ジャニ∞の大倉忠義と広瀬アリスが夫婦を演じ、大きな反響を呼んだ「知ってるワイフ」(フジテレビ系)。先日迎えたばかりの最終回でも、"知ってるワイフ"というタイトルが指し示す伏線を回収するかのような結末が話題となった本作は、「愛の不時着」(2019年)のヒットでも知られる制作会社・STUDIO DRAGONが手がけた同名韓国ドラマのリメイク作品だ。

4月27日(火)深夜よりホームドラマチャンネルにて放送される韓国オリジナル版もまた、日本版同様、韓国放送時に共感を集めた作品だが、"リメイクもの"において常に取り沙汰されるのがオリジナル版との相違点だ。

チソン&ハン・ジミンのリアルな夫妻像が反響を呼んだ「知ってるワイフ」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

韓国オリジナル版について簡単に説明すると、結婚5年目を迎え妻・ウジンとの関係に嫌気が差していた主人公・ジュヒョクが、人生を決定づけた大学時代にタイムスリップし、別の相手と結婚する道を選ぶ...というファンタジックなラブストーリー。

ハン・ジミン扮するウジンがエステティシャンとして働いていたり、2人の出会いが「財布を落とした」ことではなく、「痴漢の告発」がきっかけだったりと、細かな違いももちろん見受けられるが、物語の大筋やテーマなどは日本版とほぼ同じだ。そして韓国版ならではの大きな魅力となっているのが、平凡な銀行員であるジュヒョクを演じたチソンの存在だ。

「知ってるワイフ」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

「医師ヨハン」

(C)SBS

チソンといえば、その名を広く知らしめたブレイク作「オールイン 運命の愛」(2003年)をはじめ、「ニューハート」(2007年)「キルミー・ヒールミー」(2015年)など様々な作品をヒットに導いてきた実力派俳優。天才医師を演じた「医師ヨハン」(ホームドラマチャンネルにて5月10日より放送開始)でも、そのカリスマ的な存在感が高く評価されている。

また「ラストダンスは私と一緒に」(2004年)で共演した女優のイ・ボヨンと2013年に結婚。そのおしどり夫婦ぶりがメディアでも度々報じられており、愛妻家としても知られている。

「知ってるワイフ」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

ジュヒョク役は、そんなプライベートとは真逆とも言えるが、タイムスリップにより新たな結婚生活を歩んでいく中で、妻(ウジン)との結婚生活を破綻させた原因が自分にあったことを徐々に悟っていく様子を繊細に体現。愛妻家のチソンだからこそ、結婚生活への真摯な想いが浮かび上がり、タイムスリップというファンタジックな物語でも抜群のリアリティで、共感を呼び起こしてくれるのだ。

「知ってるワイフ」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

また、2度目の結婚生活もリセットし再びタイムスリップを選択してからの展開も、韓国版ならではのポイントが盛り込まれている。全11話だった日本版よりも話数の長い韓国版では、顛末にもよりじっくりと時間が費やされており、ジュヒョクの葛藤がより深く伝わってくる。特に、2人のプロポーズが印象的で、「人生の再選択」を決断した彼らの想いが、より切実で覚悟の込もったものとして捉えることができるのだ。

「知ってるワイフ」

(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

日本版の放送によって、いま改めて注目を集めている韓国版「知ってるワイフ」。オリジナルを未見という人は、日本版との違いを見比べてみると、また楽しめるかもしれない。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

知ってるワイフ
放送日時:2021年4月28日(水)0:15~
※毎週(火)~(土)0:15~
※4月30日(金)・5月1日日(土)は放送休止

医師ヨハン
放送日時:2021年5月10日(月)14:00~
※毎週(月)(火)14:00~

チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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