Vやジョングクらの眼福ショットが連発！サービス精神と愛嬌に溢れたBTSのアイドル力

アメリカの3大音楽授賞式に続き、イギリスで最高権威とされる「ブリット・アワード(The BRIT Awards)」で韓国人として初ノミネートされるなどK-POPの歴史を更新し続けているBTS。彼らのカリスマ性は疑いようもないが、それとは相反する人々を笑顔にできる力――いわば"アイドル力"を持ち合わせているのもBTSの魅力の一つだ。

そんなBTSの愛嬌たっぷりのアイドル力は、KNTVにて6月10日(木)深夜から放送がスタートする「アイドル STAR SHOW 360」で存分に楽しむことができる。SUPER JUNIORのイトゥクとタレントのタク・ジェフンをMCに据えた同番組は、トークやライブ、コントなどを通じてゲストに招いたアイドルたちを360度の多方面から分析するというコンセプトのバラエティ。ゲストにEXOやSEVENTEENといった豪華アイドルがラインナップされる中で、BTSは6月24日(木)深夜から2週にわたって登場する。

「アイドル STAR SHOW 360」はメンバー1人ひとりの顔のアップを捉える個人カメラが用意されているのも特長。BTSメンバーたちは席に着くなり、それぞれの目の前にあるカメラに向かってピースサインや指ハートをしてみせたり、手を振ったりしながらアイドルらしい完璧な挨拶をしてみせた。

トーク序盤には、早速ダンスパフォーマンスを披露する場面も。ただK-POPアイドルがバラエティに出演した際には、自分たちの楽曲の振り付けを踊ることが多いが、BTSの場合は一味違う。「ガールズグループのダンスが得意」と無茶ぶりされたJ-HOPEは、JUNG KOOK(ジョングク)と共に、I.O.Iの「Very Very Very」をキュートに踊り切った。

その振り切った女性らしいダンスに、MCや他のメンバーもノリノリで、そのままパワフルなBTS版「Very Very Very」も即興でダンス。また、メンバー内で唯一の現代舞踊の経験者であるJIMINも、その場でなめらかな舞踊を披露するなど、サービス精神旺盛な一面を覗かせていた。

さらにJUNG KOOKとVのマニアックすぎるモノマネ対決や、Vのサックス演奏など無茶ぶりに近い要求にも全力で応える姿は好感度大。実は6年振りというだけあってVの演奏の出来栄えには、メンバーらも失笑していたが、MCの提案でJIMINのダンスと即興コラボという展開へ。サックスでEDMを奏でると言い出したVに戸惑いながらも、JIMINは見事に踊り切り、拍手喝采の大盛り上がりとなった。

番組の第2部では、BTSメンバーがいる"イケメン防弾高校"をテーマにした、女子の妄想をくすぐる学園ドラマもオンエアされた。それぞれ慣れない演技に恥ずかしがりながらも、Vは学級委員長、SUGAは音楽の先生、J-HOPEは国語の先生、JINは保健室の先生、RMは英語の先生、JIMINは体育の先生、そしてJUNG KOOKは美術部の先輩に扮して、それぞれ胸キュンなセリフを再現...という眼福ショットを連発した。

ドラマ内でのイケメン過ぎる"キメ顔"も新鮮なのだが、特に見逃せないのは恥ずかしがりながらも熱心に演技するメンバーたちのメイキング映像。監督やスタッフの人さえも笑顔にできる彼らの素顔からは、抜群の"アイドル力"が感じられるはずだ。

世界中を熱狂させる圧倒的なカリスマ性を持ちながら、どんな無茶ぶりにも、嬉々としたリアクションで予想を上回る仕上がりを見せてくるBTSのメンバーたち。7人のキャラが際立ち、それぞれの役回りでフォローし合いながら、バラエティ番組のスタジオの熱をも高めてくれる――ARMY(BTSファンの呼称)ならずとも笑顔にさせる彼らこそ、本物のアイドルなのだと改めて感じさせる。

文＝津金美雪

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