NCT 127、初の単独ドーム公演に期待が高まる!圧倒的なオーラを放つパフォーマンスの変遷

「TOUCH」(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)
「TOUCH」(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)

(C)KBS

5月から6月にかけて、東名阪の3都市を回る日本ドームツアー「NCT 127 2ND TOUR'NEO CITY:JAPAN - THE LINK'」の開催が決定したNCT 127(エヌシーティーイチニナナ)。自身初の単独ドームツアーということもあって、待ちわびたファンから期待の声が高まっている。

2016年に韓国で活動を開始したNCT 127は、NCTの中核を担うユニットとして当初から注目を浴び、超大型新人の名に恥じない勢いで駆け抜けてきた。カムバックの度に見せつける音楽番組でのステージは圧倒的なオーラを放ち、日々の鍛錬に裏打ちされた実力も圧巻だ。

そんな彼らが、"ミューバン"の愛称で親しまれている韓国の国民的音楽番組「ミュージックバンク」に出演した映像の中から、卓越したパフォーマンス力を堪能できる楽曲をセレクトした特別番組が、「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」だ。

NCT 127による「Sticker」のステージ(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)
NCT 127による「Sticker」のステージ(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)

(C)KBS

今回オンエアされる楽曲でまず見逃せないのは、ビルボードのメインチャートである「ビルボード200(米アルバムチャート)」で自己最高位の3位を記録し、韓国の音楽番組を席巻した2021年の「Sticker」。特徴的な笛の音色から始まる中毒性のあるヒップホップナンバーだ。

クールなベースラインにリズミカルなボーカルが絡み、"ステッカーのようにくっつく感じ"を表現した独創的な振り付けが一度見たら離れない。「ミュージックバンク」ではイントロから9人の呼吸が見事に合ったダンスで注目を引き、表現力豊かなテヨンのソロパートへ。リーダーとしてグループを牽引するテヨンは、サビの群舞でも堂々センターを務め、視聴者の胸を掴む天才的なビジュアルを発揮している。

唯一の日本人メンバーであるユウタのパフォーマンスは、セクシーな振りと流し目がたまらなく魅惑的。ジェヒョンとユウタが背中を合わせて歌う後半のパートも、大人の魅力に溢れたケミで胸を射貫く。定評のあるマークの流暢なラップは、ワンフレーズ聴いただけでも彼の高いポテンシャルが伝わることだろう。

「Once Again」(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)
「Once Again」(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)

(C)KBS

そのほか、NCTのアルバム『NCT 2018 Empathy』のタイトル曲として発表された「TOUCH」も、強烈なシンセサウンドと柔らかい雰囲気が耳に残るナンバー。MVではリラックスしたメンバーたちの爽やかな笑顔が話題を呼んだが、「ミュージックバンク」でも素の彼らに近い表情が満載。リズミカルに体を揺らし、カメラ目線で笑顔を振りまくユウタ、今見ると少し幼く感じるテヨンやマークの気さくな表情にも注目だ。

2016年にリリースされた1stミニアルバム『NCT#127』収録曲「Once Again」では、さらにフレッシュな彼らの姿が楽しめる。メリハリのあるシンクロダンスで表現された、清涼感たっぷりのサマーソングは今見ても新鮮だ。

一方、そんな軽やかな2曲とは対照的な楽曲が、NCT 127らしさが詰まった「英雄;Kick It」だ。ハードなヒップホップ曲で、MVではカンフーをモチーフにした武道系のアクションを披露。「ミュージックバンク」のステージも、彼らの"漢"を大いに感じる一糸乱れぬタフな姿が見どころだ。

「英雄; Kick It」(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)
「英雄; Kick It」(「ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回」より)

(C)KBS

昨年の「Sticker」の大ヒット以降、次世代グローバルグループとしてさらに勢いを加速させているNCT 127。デビュー初期から飛躍を遂げた最新曲までをセレクトした「ミュージックバンク」での変遷を見れば、楽曲によってガラリと色を変える、彼らの本物のパフォーマンス力に改めて驚かされるはずだ。

文=川倉由起子

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放送情報

ミュージックバンクダイジェスト~NCT 127出演回
放送日時:2022年5月4日(水)5:30~
チャンネル:KBS World
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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