デビュー15周年を迎える今年8月、8人のメンバーが揃う"完全体"でのカムバックが大きな注目を集めている少女時代。K-POP第2世代の頂点を極めた彼女たちの"伝説"は言わずもがなだが、昨夏には2009年(日本語版は2010年)のヒット曲「Gee」がTikTokで再ブレイク。「TikTok HOT SONG Weekly Ranking」で連続して首位に輝き、話題をさらったことも記憶に新しい。
今回のカムバックは、デビュー10周年の際に韓国でリリースした6thフルアルバム『Holiday Night』(2017年)以来、実に5年ぶり。ちょうどそのリリース直後の2017年8月には、人気バラエティ「ランニングマン #495」にも出演。同番組をはじめ、少女時代メンバーが出演するドラマやバラエティなどがKNTVにて多数放送されるなど、少女時代のカムバックに向けて歓迎ムードが高まっている。
「ランニングマン」は、韓国の地上波・SBSで毎週日曜日に放送されている国民的バラエティで、レギュラー陣とゲストが体を張って様々なミッションをこなしていく。少女時代の出演回(#495)では、ドラマ撮影のため欠席したソヒョンを除く7人のメンバーが出演しており、当時の和気あいあいとした賑やかな姿を楽しむことができる。
当時デビュー10周年イヤーを迎えていた彼女たちだけに、「ランニングマン」でもオープニングからメモリアルなお祝いムードが満載。2007年のデビュー曲「Into The New World」とヒット曲「Gee」を爽やかに踊って魅力を振りまくと、ティファニーのアイデアで、デビュー当時の自己紹介を披露するという貴重な場面も。ユナの「魅力少女ユナです!」という挨拶には、番組レギュラー陣も「魅力少女!」と大喜びしていた。
その後は、誰が一番開脚できるかを競う"開脚対決"や、番組恒例のダンスタイムなど、様々なミッションをやり遂げた彼女たち。
開脚対決ではリーダーのテヨンがなんと200cmの大台に乗る大記録を樹立する一幕もあったほか、ヒョヨンがノリノリでダンスを披露したりと賑やかなショータイムも展開。ユリがセクシーダンスを踊れば、スヨンは自己流のHIPHOPスタイルで応戦。そうかと思えば、サニーは愛嬌たっぷりの"あいうえお作文"で爆笑を誘う。「ランニングマン #495」は、デビューから10年を経ても変わらない少女時代のチャーミングな魅力がギュッと詰まった永久保存版の1時間半となっている。
また、7月22日(金)には「ランニングマン」のレギュラー回として、同い年でグループ内でも特に仲のいいヒョヨン&ユリが今年5月に出演した最新エピソード(#734)も放送される。撮影当日に誕生日を迎えた番組レギュラーメンバーのキム・ジョングク)のために、少女時代のダンスメドレーも披露しており、仲睦まじい彼女たちの姿は必見だ。
そして間もなくデビュー15周年を迎える彼女たち。10周年からのこの5年間には、グループにとって重要な局面を経てきた一方で、近年はそれぞれに活動の場を広げ、話題を振りまいてきた。
ビジュアル&パフォーマンスが抜群の少女時代の中でも、不動のセンターとして存在感を放ってきたユナは、今年5月に32歳を迎えてもその美貌は変わらず。さらに女優としても着実にキャリアを積んでおり、30歳の節目を迎えた2020年に韓国で初放送された社会派ヒューマンドラマ「ハッシュ~沈黙注意報~」(7月19日よりKNTVにてTV初放送)で、韓国を代表する名優ファン・ジョンミンとも共演。新聞社の情熱あふれるインターン記者イ・ジスを熱演し、注目を集めた。
このほかにもテヨンとヒョヨンが、BoAをはじめRed Velvet、aespaらSM ENTERTAINMENTを代表する女性アーティストが集った最強ガールズユニット・GOT the beatに参加し、大きな話題に。さらにテヨンは2月には韓国で約2年3ヶ月ぶりの3rdアルバム『INVU』をリリースするなど、ソロとしても積極的なアーティスト活動を展開中だ。
派生ユニット・少女時代-Oh!GGとしてのリリースはあったものの、メンバー8人の完全体としては休止状態だった約5年間――その間に経験を積み、それぞれがステップアップしてきた彼女たち。その豊かな経験を持ち寄って久しぶりに迎える完全体カムバックだけに、いやが上にも期待が高まる。
文=酒寄美智子
放送情報
ハッシュ~沈黙注意報~
放送日時:2022年7月19日(火)20:00~(2話連続放送)
ランニングマン<ピックアップ> #495
放送日時:2022年7月21日(木)16:45~
ランニングマン #734(ヒョヨン&ユリ/少女時代 出演回)
放送日時:2022年7月22日(金)22:30~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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