CNBLUEのフロントマンとしての表情とは一変！兵役前後のドラマで見せた俳優ジョン・ヨンファの魅力とは？

そんな今作ならではの魅力の1つが、ヨンファが演じる天然系男子・マル。入国審査にひっかかったり、ツアーバスに置いてきぼりにされて迷子になったりと行く先々でトラブルを巻き起こしながらも、常にニコニコと穏やかで、少年のようにピュア。だが一方で、ソソが怪しい男に追われていることを知ると、彼女を隠すためにソソを抱きしめるなど男らしい一面も。その愛嬌と男らしさの塩梅がなんとも絶妙で、女性の心をくすぐる愛すべき天然系男子をヨンファが好演している。

ツアーで行動を共にする中で、ソソとマルは次第に運命を感じ始める。「運命は信じません」と強がるソソに、「でも、素敵な人に出会えますよ。ソソさんは素敵だから」と優しく元気づけるように伝えるマル――思わずソソが口づけると、それに応えるように何倍も長いキスを返す。穏やかで物腰やわらかなヨンファの魅力が、そのままマルの人柄となってシーンに溶け込んでいく...。そんな優しいキスシーンも満載な本作は、癒し度満点のラブストーリーに仕上がっている。

この「恋するパッケージツアー」の後、ヨンファは2年間の兵役期間に突入。除隊後の復帰作となったドラマ「テバク不動産」(2021年)では一転、完璧なルックスとすぐれた話術を武器に"除霊"と称して人を騙す、お調子者のイケメン詐欺師オ・インボムを演じた。

物件に憑いた怨霊や地縛霊を除霊し仲介する不動産会社を舞台に、その女社長で唯一の除霊師でもあるホン・ジアと繰り広げる"悪霊退治"は息もぴったり。ジアを演じた人気女優チャン・ナラと共に本作のOSTにも参加したヨンファは、持ち前のボーカル力を存分に発揮し、80年代音楽のような軽快なメロディで作品を盛り上げている。

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