水樹奈々、ファンとともに「融合と共存」を示したアリーナツアー 2日間で35,000人が熱狂

PHOTO:上飯坂一、さいちょー

水樹奈々が7月6日~7日にかけて神奈川・Kアリーナ横浜にて、アリーナツアー「NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024」を開催した。

同ツアーは6月15日の三重・三重県営サンアリーナを皮切りに、宮城・ゼビオアリーナ仙台、和歌山・和歌山ビッグホエール、そして神奈川・Kアリーナ横浜と全4会場8公演にわたって開催。水樹にとってアリーナ会場のみのツアーを行うのは今回が初めての試みでもあり、アリーナで躍動する彼女の姿を収めようと2日間で35,000人のファンが集まった。本稿では6日の模様をレポートする。

「NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024」より
「NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024」より

PHOTO:上飯坂一、さいちょー

今回のツアーのテーマは「融合と共存」。近未来的なセットとジャングルを思わせる装飾が施されたステージに目を奪われる中、開演時間になるとスクリーンにはジャングルの奥地でポッドに眠る水樹が目覚め、進化 した姿で新しい世界を切り開いていく「OPENING MOVIE」が流れ始める。

オープニングを飾ったのは「Turn the World」。「気合い入れていくぜ〜!」という掛け声とともに、白いフードを被った水樹が姿を現し、1曲目から情熱的なステージを届けていく。「囚われのBabel」では観客が拳を振り上げ一体感を生み出していくと、真っ赤なライトに照らされた「禁断のレジスタンス」では左右に伸びたステージを縦横無尽に駆け抜けて、観客とともにジャンプ。序盤からアッパーチューンが続くセットリストに、より熱くなっていく...!

PHOTO:上飯坂一、さいちょー

ライブ定番曲でもある「ETERNAL BLAZE」はアリーナらしい特別なステージに。ウォータースクリーンと炎によるド派手な演出でツアーのテーマである「融合と共存」を表現する。「NEVER SURRENDER」「Link or Chains」を披露したあとはバンドメンバーであるCherry Boysのコーナーへ。ダンサーチーム"Team YO-DA"とのダンスパートでは、ネオンカラーが散りばめられたカラフルな衣装に着替えた水樹が息のあったダンスで魅了し、大きな歓声が上がる。

2024年4月24日にリリースされた最新作「ADRENALIZED」の収録曲「sympathy」ではダンサーを従えながらパフォーマンス。その中心にいる水樹の姿はポップシンガーそのものを見ているようだった。「Hungry Hungry」「Sugar Doughnuts」を勢いよく畳みかけると、「Level Hi!」では水樹の掛け声に合わせて観客がタオルを回し、さながら夏フェスのような雰囲気を作り上げた。

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公演情報

「NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024」
会場:Kアリーナ横浜

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