"ラブライブ！"からGuilty Kissも！"アイマス"や"アイカツ！"のキャストらが夢の共演

バンダイナムコグループから生まれたアイドル、そして各作品のテーマソング・主題歌を担当する豪華アーティストたちが出演する「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」が、10月19、20日に東京ドームで開催された。今回は2日目の模様をレポート。

超満員となった会場内の照明が消え、ステージ上に設置されたモニターにこの日登場するアイドル＆アーティストの名前が映し出されると、客席から沸き起こる大声援と共に色とりどりのペンライトが揺れる。期待値が最高潮に達した中で、メインステージ上に現れたのは、アイドルマスター765プロオールスターズの9人。

TVアニメ「THE IDOLM@STER」のOPテーマ「READY!!」を、キャスト陣とモニターのキャラクターたちが同じ衣装で、シンクロしたダンスと共に届けた。続いて、アリーナ中央のセンターステージで「アイドルマスター シンデレラガールズ」のキャスト陣がTVアニメ版の主題歌「Star！」を、アプリゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ！」のキャスト陣がテーマソング「Welcome!!」を続けざまに披露した。

この日のMCを務める「アイドルマスター」の天海春香役・中村繪里子と「アイドルマスター シンデレラガールズ」の諸星きらり役・松嵜麗による息の合った軽妙なトークに続き、会場に響いたのは「東京ドームでアイカツだなんて、これは穏やかじゃなーい！」という「アイカツ！」に登場する霧矢あおいの声。

それを合図にステージ上には、「アイカツ！」の霧島若歌、遠藤瑠香、「アイカツスターズ！」の堀越せな、各作品のメインキャラクターの歌唱を務めた3人が登場し、「アイカツ！」のOP主題歌「ダイヤモンドハッピー」などを披露。その歌唱力で観客をうならせた。

続いて登場したのは、ショルダーキーボードを背負った声優＆シンガーソングライターの桃井はるこ。1987年にナムコよりリリースされたアーケードゲーム「ワンダーモモ」の楽曲と、同作の楽曲をモチーフに桃井が作詞・作曲を手掛けた「ワンダーモモーイ」を、多彩なボーカルスタイルで熱唱し、会場を沸かせた。

その後、桃井と共にステージに登場したのが、アイドルマスター765プロオールスターズの高槻やよい役の仁後真耶子と、 星井美希役の長谷川明子。同グループに桃井が提供した楽曲「バレンタイン」を3人で披露するサプライズに、客席から驚嘆の声が上がった。

その後も、「アイドルマスター」シリーズの各ユニットが続々と登場。ゲームキャラクターと同じ衣装を身にまとい、ステージとモニターでの競演を果たす中でステージに現れたのは「ラブライブ！サンシャイン!!」のAqoursから生まれたユニットGuilty Kiss。

「Strawberry Trapper」などのハードなロックナンバーをパワフルなダンスと共にクールな表情で熱唱する桜内梨子役の逢田梨香子、津島善子役の小林愛香、小原鞠莉役の鈴木愛奈の3人。ライブ初披露となるニューシングル「New Romantic Sailors」では、組体操などのキュートでコミカルなアクションで会場を盛り上げた。

その他にも、このフェスティバルでなければ不可能だった夢のコラボなど、さまざまな企画で観客を魅了した、作品の垣根を超えた夢のエンターテインメントライブ。ラストには2020年にも東京ドームで同イベントが開催されることが発表され、熱狂の祭典に幕が下りた。

文＝中村実香

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