三木眞一郎浪川大輔らの本気の挑戦!VARTが新たな風を巻き起こす

写真左から、石川界人、三木眞一郎、三間雅文、浪川大輔、畠中祐
写真左から、石川界人、三木眞一郎、三間雅文、浪川大輔、畠中祐

「薄桜鬼」の土方歳三、「機動戦士ガンダム00」のロックオン・ストラトスなどで知られる声優・三木眞一郎。その艶やかで軽やかな中低音ボイスと、さまざまなキャラクターを演じ分ける表現力で、数々の作品において圧倒的な存在感を残してきた。

彼の名前がアニメファン以外にも、広く知られるきっかけとなった作品の1つが「頭文字[イニシャル]D」だ。1998年のTVシリーズから、2014年の「~Final Stage」までの16年間にわたって、ひょうひょうとしたたたずまいの中にも、芯の強さを感じさせる天才走り屋高校生・藤原拓海を好演。「頭文字[イニシャル]D」を視聴するクルマ好きの間にも、彼のファンが続々誕生した。

(C)VART

三木自身も公式プロフィールの趣味・特技の欄に「モータースポーツ」と書くほどのクルマ好き。「頭文字[イニシャル]D」シリーズなどを手掛けてきた音響監督・三間雅文、「ルパン三世」シリーズの 石川五ェ門などで知られる声優・浪川大輔とともに業界では広く知られる、10年以上のカートレース経験を持つ筋金入りだ。

そんな彼らが2019年11月に、声優業界初となる本格レーシングチーム「Voice Actors Racing Team」、通称「VART(ヴァート)」を結成した。さらにカースポーツに興味津々という若手声優・石川界人、畠中祐もメンバーに加わった。

(C)VART

2020年6月に栃木・ツインリンクもてぎで行われる「もてぎEnjoy耐久レース」に参加し、完走することを目標として結成されたVART。三木は10年にわたり、ツインリンクもてぎで開催されるカート耐久レースに参加し、モータースポーツの魅力を肌で感じてきたが、チームは10年という区切りで撤退。そこで次なるプロジェクトとして、自動車による本格的な耐久レースの出場を目指したレーシングチームを発足させたのだ。

1月18日、19日には、静岡・富士スピードウェイで行われた「富士7時間耐久レース」で初陣を飾った彼ら。残念ながらドライビングミスによるエンジンブローでリタイアとなったが、手応えは十分だったようだ。そして、1月28日には準レギュラーメンバーとして、神谷浩史の参加も発表。今後も、多彩なゲスト声優の参加を予定しているという。

(C)VART

そんな彼らVARTのメンバーに迫るドキュメンタリー番組「VART - 声優たちの新たな挑戦 -」の第1話が、4/5(日)にアニマックスで先行放送される。第1話では「いかにして声優レーシングチームは生まれたか」として、VART結成の舞台裏や5人の決意を中心に構成。ハンドルに向き合う声優陣のストイックな姿勢や、ふとした隙に垣間見える素顔など、彼らの新しい一面に触れることができる。

文=中村実香

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放送情報

VART - 声優たちの新たな挑戦 - 第1話特別先行放送
放送日時:2020年4月5日(日)23:00~
チャンネル:アニマックス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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