和氣あず未小林愛香本渡楓が花嫁候補に、負けヒロインたちの暴走が止まらない!

写真左から、小林愛香、和氣あず未、本渡楓
写真左から、小林愛香、和氣あず未、本渡楓

KADOKAWA朗読劇ブランド「READPIA」によるオリジナル朗読劇『選ばれなかった勇者の花嫁』が、埼玉・ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールAで開催。10月3日に行われた和氣あず未、小林愛香、本渡楓が出演した昼公演の模様をレポートする。

本作は、魔王軍の討伐を目指す勇者のために集められた4人の花嫁候補のうち、花嫁に選ばれなかった3人の「負けヒロイン」が古里への帰りの馬車で愚痴をまき散らすコメディー群像劇だ。馬の鳴き声とともにステージの幕が上がると、勇者の幼なじみで腕利きの剣士・ディアンナ(和氣)と、国一番の大商家の令嬢・ヴィネット(小林)が掛け合うシーンから始まった。

馬車内に充満する気まずい空気と、それぞれの関係性を和氣と小林がコミカルなセリフ回しで表現する中、3人目の花嫁候補・元気娘のリリア(本渡)がズタ袋の中から登場。彼女が勇者から受け取ったという指輪を見せたことで、3人がそれぞれ指輪をもらっていたことが判明する。その真偽を確かめるべく、花嫁にふさわしいと思う根拠と指輪の経緯を披露する方向に話は展開していく。

勇者との関係を明け透けに話す3人は、自分こそが勇者に愛されていたと自慢げになれ初めを語っていく。しかし、ストーカーじみた行動やパトロンなど、花嫁候補たちの異常な言動が徐々に明らかに。その上、指輪を魔法で鑑定したところ"1000イェン"の安物だという事実が判明し、落ち込む3人の様子が効果音や映像を駆使しながら軽快に表現された。

諦めムードになったところで、リリアが勇者に渡した特別な指輪があることを告げる。ディアンナとヴィネットも指輪を渡した心当たりがあったことから、物語は二転三転。勇者が指輪を欲しがる理由を探る中で花嫁が誰なのか、そして3人が選ばれなかった本当の理由が明らかになる。

クライマックスに突入すると、バラバラだった3人が徐々に息を合わせていく姿が観客を魅了した。コミカルな流れからガラリと場の雰囲気を変えるメリハリのある口調で、団結した3人が軽快に最後まで走り抜け、見事に負けヒロインから脱却。最後は勇者の野望を打ち砕き、晴れやかな気持ちにさせてくれるフィナーレを迎えた。

終演後のあいさつでは、和氣が「久しぶりの朗読劇で緊張しましたが、行えて良かったなというスッキリした気持ちになりました」と語ると、本渡は「ズタ袋から出てきた時に、皆さんの姿が見えて本当に嬉しかったです」と喜んだ。朗読劇が初めてだという小林は「すごく緊張していましたが、皆さんの顔が見れて拍手もいただけて生っていいなと思いました」と率直な思いを口にした。

衣装について話が振られると、3人はステージ上でくるりと回って見せた。キャラクターデザインを基に衣装が作られたことや、小道具の水筒がイメージカラーになっていることが明かされると、本渡の「1回だけ飲めましたね」の一言に、小林が「隙あらば飲もうって話をしていました」と明かし、テンポの速い朗読劇の中で水を飲むタイミングを狙っていた裏話も披露された。

初めて台本を手にした時の感想については、「読み進められる面白さがあって、自然とストーリーが頭に入ってくる感じがしました」と小林。和氣は「メインヒロインは3人だけど、台本が分厚かったので、勇者や魔物役の人がいると思っていました」と振り返り、さらに「3人で最後まで通せたのは今朝のリハーサルだけだったので、スムーズにできて本当に良かった」と、安堵した様子を見せた。

小林は「初めてのことだらけですごくドキドキしていましたが、物語を通していろいろな気持ちになれたのは、皆さんが来てくださったからです」と、観客へ感謝の気持ちを示した。本渡は「最初はどんなふうに演じたらいいのか戸惑いもありましたが、最終的に良い経験になりました。すごく楽しかったです」とコメント。最後は、3人で会場のファンに手を振りながら公演を締めくくった。

文・写真=永田正雄

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公演情報

朗読劇「選ばれなかった勇者の花嫁」公式サイト

カドカワストア(公演グッズ発売中)

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