笑って泣いて、花澤香菜と福山潤がミュージカルコメディーで表現する心の動き

■花澤香菜(ゾーイ・クラーク役)

――「ゾーイの超イケてるプレイリスト」で吹き替えをされてみて、いかがでしたか？意識されたことなどありますか？

「目が離せない人間模様と魅力的な歌唱シーンで、このドラマのファンになってしまいました！ゾーイは豊かな表情や仕草やギャグなど、チャーミングなところがたくさんある女性です。悩みを抱えている人を放っておけない人情の厚さも持っています。同僚からの評価で『滑舌が悪い』と言われるくらい早口でもごもごと喋るので、それを意識しています。でも台詞が聴き取れないといけないので、塩梅が難しいです！」

――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。

「ゾーイの恋愛です。なかなか甘やかな雰囲気にならないドラマなのかと思いきや...！トキメキくシーンもありますので、不器用な彼女がどんな恋愛をしていくのか、見守っていただきたいです」

――特にどのような方に本作をおすすめしたいですか？

「日々の生活に窮屈さを感じている方に観ていただきたいです。こんな風に心の叫びを歌にできたら良いのになぁ...と思うくらい清々しい歌声に出会えます！」

――劇中で流れる楽曲の中で、印象的な曲はありましたか？あれば、その理由やエピソードと併せて教えてください。

「この作品を観て初めて知ったのですが、マックスが歌っていたザ・プロクレイマーズの 『I'm Gonna Be (500 Miles)』という曲です。歌詞の真っ直ぐさとその時のマックスの歌声が素敵すぎて、すぐ調べて曲を購入しました。馴染み深い楽曲もたくさん出てきますが、まだ知らない名曲に出会えるのも楽しみです」

――本作をご覧になる方へのメッセージをお願いします。

「仲間の力を借りながらいろんな困難を乗り越えていくゾーイを、応援しながら観ていただけたら嬉しいです。前向きな気持ちになれる作品ですので、イケてる音楽に身を任せてお楽しみください！」

■福山潤(マックス役)

――「ゾーイの超イケてるプレイリスト」で吹き替えをされてみて、いかがでしたか？意識されたことなどありますか？

「ゾーイの同僚で良き理解者であり親友のような間柄。お茶目でお喋りなキャラクターですがチャラつかず誠実でやや子供っぽい部分もある男性です。その匙加減が難しい、けれど楽しい。演じさせていただけて大変うれしい人物です」

――本作でお気に入りのシーンや見どころポイントがあれば教えてください。

「マックスでいうならば、初めて自分に芽生えたある感情を歌い上げ、それを聴いたゾーイの反応です」

――特にどのような方に本作をおすすめしたいですか？

「ミュージカルが好きな方にはもちろん、ミュージカルは比較的苦手、という方には是非一回観ていただきたいですね！きっと食わず嫌いや、ミュージカルというジャンルの楽しみ方を知る前に距離が出来てしまったのかもしれませんし、本作品はミュージカルであり、『何故ミュージカルは歌うのか？』という一つの命題にアンサーを出していると感じますし、何より、そこが面白さの肝にもなっているから。洋楽好きにももう言わずもがな。いろんな楽曲が歌われますから！」

――劇中で流れる楽曲の中で、印象的な曲はありましたか？あれば、その理由やエピソードと併せて教えてください。

「ボン・ジョヴィの『You Give Love A Bad Name』は学生時代聴きまくっていた曲です。歌いだしたシーンも込みで大変印象に残っています」

――本作をご覧になる方へのメッセージをお願いします。

「観て聴いて、感じて楽しんで、続きが気になって。考えるも羨むもヨシのハートフルなドラマです。是非見て聴いて、そしてアナタの気持ちは何の歌なのかを想像してみてください！お楽しみに！」

文＝中村実香

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