「おさまけ」モモと付き合うなら?大西沙織「お断りさせていただきます(笑)」

――クロとシロの末晴をめぐるバトルにこれから参戦するモモですが、彼女を演じるにあたっての心境はどうでしたか?

「告白祭が一盛り上がりして落ち着いたところだったので、『これから私が盛り上げるぞ』みたいな感じでした。シロとクロのキャットファイトだけでも十分楽しいところに加わって、さらに盛り上げられるというのは、すごくいい役どころだと思います。主要メンバーだけど物語の途中から参戦するのは、現場の空気感もできているし、そこへ途中から入って、すぐにたくさんしゃべるのは結構緊張したり、プレッシャーを感じますが、この作品に関しては『温めておいてくれてありがとう』と思えました。モモ自身が大胆にアピールしていくタイプだったので、逆に温まったところに飛び込んでいけて、すごく楽しかったです」

――大西さんが思う、桃坂真理愛という女の子の魅力をお聞かせください。

「魅力しかないと思いますが、みんなに持てはやされる人気若手女優で、理想の妹ポジションというのはクロとシロにはない要素だと思います。ストーリーが進むにつれて、本当はこんなことを考えている子なんだ、こういうモーションのかけ方をするんだとか、そういう人気女優、理想の妹という枠では収まらないところが演じていてすごく楽しいです。私は本作でモモが一番好きなんですけど、そう思えるくらい魅力的な女の子です」

――ご自分が末晴だとしたら、黒羽、白草、真理愛の3人のうち、誰とお付き合いしたいですか?

「モモのことは大好きですが付き合うとなると、また別ですよね。スパッと物事を決められて後腐れなく動くのがモモの魅力ですが、付き合うとなると...。クロ、シロ、モモから選ばないといけないんですか?この3人は遠慮したいです(笑)。みんなちょっとこじらせている部分があるし、モモはカワイイけど全国民の理想の妹ですから、お付き合いすると自由にデートもできなさそうじゃないですか。あと、モモは末晴に対しての憧れが強いので、彼女が思い描く末晴ではなくなった時に彼女を裏切ってしまうかも。だったら『オレなんかじゃなくて、もっといいヤツがいるから』って言いたくなっちゃうので、お断りさせていただきます(笑)」

――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「モモが本格的に登場するのは少し先ですが、楽しみにしてください。『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』というタイトルにギミックがいろいろあって、幼なじみという部分もポイントですし、ラブコメと一言で表現していますが、人間ってこういう汚い部分とも戦っていかなければいけないんだ、といった奥深い物語性もあるので、ぜひ最後まで気を抜かずに見てください」

文=中村実香 撮影=永田正雄

この記事の全ての画像を見る

放送情報

幼なじみが絶対に負けないラブコメ #3
放送日時:2021年4月28日(水)21:00~ほか
※毎週(水)21:00~ほか
チャンネル:アニメシアターX(AT-X)
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物