櫻井孝宏、内山昂輝らがナビゲート！古代エジプトの謎に迫る

ファラオの偉大さを象徴する巨大なピラミッド、太陽などの自然を象徴する神への信仰、そして復活を信じてのミイラ製作。多彩な遺跡や遺物によって、現代人を魅了しつづける古代エジプト。世界中の考古学マニアの心を捕らえて離さない、同文明が残した数々の謎について、日本を代表する実力派声優のナレーションと共に楽しめる歴史ミステリー番組は、ナショナル ジオグラフィックでも人気の高いプログラムとして知られている。そんな古代エジプトを取り巻く壮大な謎に迫る番組が、「元日の昼から24時間！名声優が誘うエジプト・ミステリー」と題して、1月1日(土)12:00～2日(日) 12:00に一挙放送される。

2020年、約3400年前に現在のルクソールにあった失われた都市が発見されたように、新たな歴史が日々、紐解かれている古代エジプトの歴史。今回の特集ではカメラが初潜入する調査スポットや考古学者チームへの密着など、驚きと発見が詰まった番組を24時間にわたって放送。誰もが一度は聞いたことがあるであろう、少年王・ツタンカーメンや"絶世の美女"といわれるクレオパトラにまつわるミステリーはもちろん、貴重な遺跡が姿を現す発掘現場まで、ロマンあふれる砂漠の土地を取り巻く壮大な謎を徹底解剖する。

ナレーターとして、トップバッターを務めるのは「鬼滅の刃」の冨岡義勇役などで知られる実力派声優・ 櫻井孝宏だ。デビューから数年は「金色のガッシュベル!!」の高嶺清麿など、クールで頭脳明晰な少年役で注目を集めていた彼だが、年齢と経験を重ねるごとにその役柄の幅を拡大。「おそ松さん」の長男・松野おそ松役に代表されるコミカルな役柄をハイテンションで演じる一方で、「終末のワルキューレ」のポセイドン役では冷酷無比さと気品を兼ね備えた美声を響かせるなど、多彩な演技でファンを魅了し続けている。

そんな櫻井がナビゲートを務める「甦る！エジプトに眠る財宝」第1話～第3話では、最も有名な古代エジプトの王・ツタンカーメンや、女性でありながら古代エジプトのファラオとして君臨したハトシェプスト女王の謎、そして古代エジプトから現代に至るまで、王家の財宝を狙った盗掘にまつわる驚愕の真実に迫る。落ち着きと優しさが感じられる低めのトーンで、櫻井は古代エジプトの人々の生きた証と、それの発見に情熱を注ぐ考古学者たちに寄り添っていく。

そして、1月1日(土)22:00から放送の「甦る！エジプトに眠る財宝2 偉大な建築王 ラムセス2世」では、「呪術廻戦」の狗巻棘役などで活躍中の内山昂輝がナレーションを務める。「僕のヒーローアカデミア」の死柄木弔に代表される、陰のある少年を数多く演じてきた内山は、やや低めの硬質な声が魅力。数々のアニメでは、クールな演技を披露することが多い彼だが、本番組内では、歴代の王の中で最も多くの建築物を建て、「建築王」の異名を持つファラオ、ラムセス2世にまつわる新たな発見あるたびに、その声に期待や驚きといった感情が滲んでいく。なかでも、ラムセス2世の個人的な宮殿が発見されたシーンで聞くことができる、内山の静かな興奮が伝わるナレーションは必聴だ。

ナレーターを務める声優陣の声から伝わるワクワクが、視聴者の好奇心を刺激してくれる24時間。2022年の幕開けを名声優陣の美声と古代ミステリーと共に迎えてみてはいかがだろうか。

文＝中村実香

この記事の全ての画像を見る