豊永利行櫻井孝宏が「時光代理人 -LINK CLICK-」の推しポイントを語る

2021年に中国で配信されたオリジナルアニメーション「時光代理人 -LINK CLICK-」が、2022年2月より「オリジナル版〈吹替版〉」となってホームドラマチャンネルで放送される。さらに本編放送後には豊永、櫻井のミニインタビューも放送される。今回は、そんなトキ/程小時役の豊永利行、ヒカル/陸光役の櫻井孝宏に作品への思いなどを聞いた。

2月よりホームドラマチャンネルで放送される「時光代理人 -LINK CLICK-」オリジナル版〈吹替版〉
2月よりホームドラマチャンネルで放送される「時光代理人 -LINK CLICK-」オリジナル版〈吹替版〉

――作品に対する第一印象と、今回演じる役が決定した際の感想をお聞かせください。

豊永「中国で大ヒットしたアニメということは知っていましたので、純粋に「どんなお話なんだろう」という興味から入りました。そこから、ストーリーや設定を知るにつれて、SF色の強い作品なのかな?というイメージを持っていたのですが、実際は現代的な舞台の中で、人の心に訴え掛けるようなエピソードが描かれていて。リアリティーとファンタジーの融合感が、すごく面白い作品だなと思いました。」

櫻井「話題作ということは知っていたので、作品にかかわれて光栄ですし、素敵なキャスト陣と一緒なのも、とてもうれしかったです。そして何より、作品が面白い!皆さんにも、この作品の面白さを知ってもらいたいのですが、真っ先に自分が楽しんでしまっています(笑)。設定上の仕掛けやルールがあるんですけど、主人公チームが扱う特殊な能力が変に浮いていないところが、この作品特有のバランス感覚。重要な要素だと思っています。深夜ドラマのようなテイストで、バラエティーに富んだ作品だと思います。」

――本作ならではの魅力をお聞かせください。

豊永「やはり文化や価値観ですかね。建物だったり、食べ物だったり、はたまたそれを食べるための食器だったり、日本と違う部分も多数見受けられるので、とても興味深いです。」

櫻井「作品として感じたことは、特殊な力を持つ設定にエンタメ性を感じますが、物語はシビアで生々しい。能力を持つが故に無力さや苦さを味わってしまうという構造に、何か強いメッセージを感じます。」

――ご自身が思う「時光代理人 -LINK CLICK-」の推しポイントを教えてください。

豊永「アニメだけど、アニメしてない感じ。なかなか言語化しづらいですが、ぶっ飛びすぎてないSFとミステリーな展開が、とてもドラマっぽいです。オムニバス形式から点が繋がっていく流れがとても良いと思ってます。」

櫻井「キャラクターで説明しないところです。ストーリーで見せる作りがクールでかっこいいと思いました。」

――もし、トキとヒカルそれぞれが持つ特殊能力が使えるようになるとしたら、どちらを選び、どのように使いたいと思いますか?

豊永「ヒカルの能力で、古い写真とかの中の情報を知りたいですね。中に入るというより、知識として知ってみたいと思います。」

櫻井「ヒカルです。平和で安全な使い方、とだけ申しておきましょう。」

――ホームドラマチャンネルでの放送を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。

豊永「中国発のアニメですが、日本の皆さんにも共通の感情は必ずあると思います。残酷な描写もあったりしますが、現代に対するメッセージ性もとても強く感じる作品となってますので、今の時代をどう生きるのか?という事を考えるきっかけをくれる作品にもなっていると思います。皆様是非一度ご覧いただけたら幸いです。」

櫻井「スタイリッシュなアニメーションとしても、人間ドラマとしても、サスペンス作品としても、色々な楽しみ方ができる作品です。お楽しみください。」

文=HOMINIS編集部

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放送情報

「時光代理人 -LINK CLICK-」オリジナル版〈吹替版〉

放送日時:2022年2月26日(土)21:30~

チャンネル:ホームドラマチャンネル

※放送スケジュールは変更になる場合があります

「スカパー!番組配信」でも視聴可能

詳しくはこちら

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