秋元真夏「プライベートの私がたくさん詰まった一冊」フォトブック『淡淡(あわあわ)』発売記念インタビュー
アイドル

――アイドル時代の写真集と比べて変化を感じますか?
「出来上がった本を見て、笑顔の写真がすごく多いことに気づきました。乃木坂46時代はかっこいい姿を見せたいとか、きれいに写りたいという気持ちで少し背伸びしていたのですが、今回はエッセイで自分を深く掘り下げたこともあり、本当に旅を楽しんでいる自然体の表情が多いです。普段の私に近い雰囲気を感じてもらえると思います」
――エッセイの執筆はいかがでしたか?
「普段あまり悩みを人に話さないので、自分の内面をさらけ出すのはすごく恥ずかしかったです。良い文章を書こうと迷ったり、普段の自分ともう一人の自分が会話をしているような、不思議な文章になった部分もあります。どう受け取っていただけるか、少しそわそわしながら書きました」
――今回のエッセイは誰かに渡しましたか?
「乃木坂46の後輩に渡すのは、乃木坂時代のことも書いているので少し恥ずかしい気持ちがあるんです。でも最近は、『ヒルナンデス!』でご一緒している南原さんにお渡ししました。番組だけでは深い話をする時間があまりないのですが、この本には"私の説明書"のようなことがたくさん詰まっているので、恥ずかしさもありつつ知っていただけたら嬉しいなという気持ちでさらっとお渡ししたんです。そうしたら、なんと渡した翌日に『エッセイを読んだよ』と声をかけてくださって。あんなにお忙しいのにすぐ読んでいただけて本当に嬉しかったですし、その瞬間に私のこと、すごく知られちゃったのかなと思って、ちょっと照れちゃいました(笑)」

――32歳の抱負はありますか?
「つい先日、運転免許を取ったんです。せっかくなのでドライブをして、友達とアウトレットなどに行きたいです。運動神経がないイメージを持たれがちですが、教習所の先生には褒められました。ただ油断は禁物なので、安全第一で運転したいと思います」
――最後にメッセージをお願いします
「まさか自分でも4冊目を出せるとは思っていませんでした。想像以上に"素の自分"が出ている一冊になったと思います。『秋元真夏ってどんな人だろう』と少しでも気になった方に読んでいただけたら嬉しいです」
取材・文=川崎龍也
撮影=東京祐
書籍情報
秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』
発売中
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