菅井友香が考える愛を感じた瞬間「私は感謝の気持ちを皆様にお返しできたのかな」

――卒業後、OGで集まったりなどは?

「卒業生が『久しぶりに会おう』って声を掛けてくれて、一緒に水炊きのお店に行きました。ちょうど私の誕生日が近くて、メンバーがサプライズケーキでお祝いしてくれました。それぞれ"どんなふうに過ごしているか"とかいろいろ報告しあいました。現役のメンバーとも会って、行きたかったところに一緒に行ったりしました」

――この作品を経て、今後どのような女優になっていきたいですか?

「いろんな経験をして、いろんな感情を知って、それをしっかりと伝えられる振り幅の広い役者になれたらと思っています」

――同作品は「愛」を描いた作品ですが、ご自身の"「愛」を感じた瞬間"は?

「やっぱりグループ卒業の時はすごく感じました。ライブでセレモニーをしていただくにあたって、寝る間を惜しんでドレスを制作してくださった方、手紙を一生懸命準備してくれたメンバー、いろいろ動き回って準備してくださったスタッフの方々など、たくさんの方が『菅井の最後を見届けよう』と動いてくださり、本当に愛を感じました。また、会場に来てくださったファンの皆さんが最後にサプライズで客席を私のサイリウムカラーにしてくださり、すごく大きな愛を感じて...。それからも『私は感謝の気持ちを皆様にお返しできたのかな』と考えてしまいます」

――最後に観劇にいらっしゃる方、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「この作品は、新撰組をはじめ、日本が変わっていく激動の時代を必死に戦った人たちの愛や悔しさなど、いろんな感情やエネルギーがすさまじいスピードで入り乱れる、すごく熱い作品になっています。私自身、しっかりと心を開放して、魅力的な沖田総司を演じられるように誠心誠意向き合って頑張ります。ぜひ劇場に足を運んで、私たちカンパニーの熱い思いを受け取っていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします」

文=原田健 撮影=中川容邦
衣装=popy-k

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放送情報

つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」
【東京公演】
2023年1月28日(土)~2月12日(日)
東京・紀伊國屋ホール
【神戸公演】
2023年2月17日(金)~19日(日)
兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobe

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