本田翼演じる放射線科医・甘春杏が未知の感染症から人々を救う！その演技も注目の「劇場版　ラジエーションハウス」

ファッション誌のモデルをきっかけとして芸能界入りし、現在は女優としても名を馳せる本田翼。「ばっさー」の愛称で親しまれ、映画やドラマ、CMはもちろん、バラエティ番組やYouTubeなど幅広く活躍中だ。

女優としての活躍ぶりを見てみると、映画では青春ラブストーリー「アオハライド」やファンタジーものの「鋼の錬金術師」、ドラマではお仕事ドラマ「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子」や刑事ドラマ「絶対零度～未然犯罪潜入捜査～」のSeason3、Season4など、さまざまなジャンルの作品に出演し、存在感を示している。

本田の代表作として今も愛されているドラマが「ラジエーションハウス～放射線科の診断レポート～」だ。2019年に放送されて人気を博し、2021年にはシーズン2となる「ラジエーションハウスII～」が放送。そして2022年には、満を持して「劇場版 ラジエーションハウス」が公開された。

ここでは劇場版について見ていこう。シリーズを通して本田が演じるのは、かつて父親が院長を務めていた甘春総合病院で働く放射線科医・甘春杏。患者を救いたいという強い思いを持っているが、プライドが高く、医師免許を持たない放射線技師を見下す傾向にある。

主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)とは幼馴染で、子供の頃にある約束を交わしているが、ドラマの最初の方では唯織のことを覚えていないため冷たくあたる。しかし、互いに協力して患者を救っていくうちに杏も唯織に惹かれていくようになる。

劇場版はドラマのシーズン2と連動していて、杏が自己研鑽のためアメリカに留学する前の数日間が描かれる。留学を控えた杏のもとに、小さな島で診療所を開いていた父親が危篤との知らせが届く。物語の序盤は主人公・唯織たちの活躍がメインとなるが、島に向かった杏のシーンも合間に挿入され、本田の秀逸な演技が堪能できる。

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